-
子犬育て記(2週間め)2016.08.17 Wednesday
-
こんにちは!
2週間のお誕生日を迎えた、乳飲み隊です(^^;)。
チビ助のダイダイもお兄ちゃんたちにキャッチアップして、お乳争奪戦でも健闘するようになってきました。
どの子もお乳を探すのも飲むのも上手になってきたので、もう乳婆が神経使ってサポートしなくても大丈夫だね、と話してました。
順調に育ってきた子犬たち。
ところが、2週間のお誕生日を目前にして、ショックな事件がありました。
《ニンジャ・ショック》
13日目の朝、乳婆がいつものように子犬たちの体重測定をしようと、長男ニンジャを抱き上げたら・・・
冷たい!!
動かない!!!
まさか、死んじゃったの? ニンジャ、死んでるの?!
子犬が命を落とすのは、ふつう産まれて10日以内と聞いていたので、ここまで大きくなった子が、しかもゆうべまで元気だったニンジャが、朝起きたら死んでるなんて、ほんとうに驚き、ショックでした。体重だって、ちゃんと増えてたんですよ・・・。
冷たいニンジャの体を抱いて、シャンティに気づかれないように授乳室から連れ出そうとするとき、思わず涙があふれてしまいました。
そういえば、ゆうべは目覚めるたびにチェックするモニターカメラに、いつもシャンティ母さんが写っていたんですよね。
ふだんは授乳するときだけ、子犬箱のなかに入るのに。箱の真ん中にいた。
シャンティ母さん、朝までニンジャの死体を抱いて暖めていたようです。
夜のあいだに何が起きたのかは分かりません。
(モニターカメラもずっと録画していたのですが、「もう大丈夫だよね」ってことで、ちょうど録画をやめたところだったんです・・・)
考えられる可能性としては、シャンティ母さんによる圧死か、心臓発作か。
でも、圧死はまず、ありえないはずなんです。
ラースが研究して自作した子犬箱は、内側周囲に手すりのような板が取り付けられていて、シャンティ母さんによる誤圧殺を防ぐつくりになっているんです。
それに、壁とシャンティ母さんの間で圧迫されたとしたら、死体は壁近くで見つかるはず。
だけど、ニンジャは子犬箱の真ん中で眠っていました。
心臓発作は考えられないことはないけど、生後VET(動物のお医者さん)にチェックしてもらったときは、「強い心臓してるね」って褒められてたんですよ、ニンジャくん。
原因は証拠不足で分からないし、どんなに悲しんでも悔やんでも、ニンジャは戻ってきません。
残された6匹の子犬たち、そしてシャンティ&タンクの世話を続けなくては。
庭にお墓をつくって埋めたりしたら、シャンティが探し出してしまうので、死体はVET(動物のお医者さん)に引き取ってもらいました。
そして、いつもと同じ乳婆の日々が続くわけですが、この日はぼーっと、ニンジャのことばっかり考えてました。
兄弟姉妹思いのやさしい長男、ニンジャくん。
短い間だったけど、あなたの命をシェアさせてもらって、ありがとう。
どうぞ安らかに・・・
《子犬箱、アップグレード》
子犬たちが飲むお乳の量が増えるにつれて、排泄物の量も増えてきて、シャンティ母さんによる処理だけでは追いつかなくなってきました。
そこで、子犬箱におがくずを入れてみることに。デンマークの農家出身ラースちゃんによると、おしっこで濡れても表面は乾きやすいので、子豚を育てるときに重宝なんだそうです。
おがくず入れてみたら、子犬たちがキャッキャと喜んで遊びはじめました。
いつもは、乳飲んで、寝るだけの「くっちゃねー」隊なのですが、とってもアクティブにハイハイしてます。
おがくずランドで遊ぶ子犬たち↓
でも、おがくずのダストが口や鼻に入っちゃって、特にシャンティ母さんが舐めて排泄させるのに苦労している様子。
やっぱり、豚と犬は違うか・・・・ってことで(^^;)、別の案を考えました。
古いカーテン布を2つ折にして、間にクレイパウダーをふりかけ、その上に、人工芝を置いてはどうか?と。
人工芝は底に穴が開いているので、おしっこ水分は浸透し、クレイに吸収されるはず。
臭いも同時に吸収されるし、一石二鳥じゃないかってことで。
この子犬箱アップグレード作業の間、とりあえず、子犬たちをシャンティさんの丸クッションに一時避難させると、シャンティ母さんがすかさずそこで授乳しはじめました。
せまい場所で授乳すると・・・
やっぱり危険です。ひとり、母さんの下敷きになって、ピーピー鳴いてました。
乳婆が救出しなかったら、危なかったかも。
ふと、気づいたら、アカネちゃんが目を開いてました。
アカネちゃんのかわいいおめめ↓
きゃー!かわいい!!
すっごいうれしくなって、前日の「ニンジャ・ショック」から少し立ち直った単純な乳婆(^^;)。
しばらくしたら、タンポポ姉さんも目が開いた!
・・・・のですが、ここで気づいたのです。
このタンポポ姉さんの写真からも分かるのですが、圧殺防止の手すり板に、顔がちょこんと載ってますよね。
そういえば、この顔チョコ状態で眠っている子もいます。
この状態で、シャンティ母さんがどすんと背中を向けて座ると、首が引っかかって窒息死しそうです。。。
もしかしたら、ニンジャくんの死因はコレだったかも。
そして、動かなくなったニンジャを、シャンティ母さんが真ん中につれてきて、暖めていたのかも。
子犬箱の欠陥、発見です。
どうしたら問題解決できる?
すると、ラースは倉庫に行って、昔ガールズがブラウンレイクで泳ぐときに使っていたヌードル(細長い浮き棒)をもってきました。
これを、子犬箱内側の手すり板の上に取り付ければ、子犬は顔チョコができなくなります。
ヌードルを取り付けたあとの、子犬箱
これで子犬の安全度アップ♪
ニンジャくんの二の舞は出しません!
《生後2週間の子犬成長グラフ》
おなじみ、乳婆の趣味、子犬体重変動グラフでございます(^^;)。
1週間で体重倍、2週間で3倍になってる子も。ほぼ全員が1キロを超えています。
《さみしいタンク父さん》
タンク父さんはまだイクメンの出番に恵まれず、仲間はずれでさみしそう。
男子禁制の授乳室前で、忠犬ハチ公するタンク↓
それでも、シャンティは出産の翌日からお散歩に行きたがり、お散歩のときは一緒にデートできるので、タンク父さん大喜びです。
一緒にお散歩できて、うれしい♪
そして、授乳のあいまの奥さんケアも怠りません。
奥さんの世話をするタンク↓
でも授乳タイムは父さん置き去りにされてしまい、犬用出入り口もシャンティ専用になってしまったので、ついつい、家のなかで、おそそうしてしまいます。
ゆうべは、うーーーん ぶりぶりっ(^^;)。
しかも、私のローズウッド製グランドピアノの横で。きゃーーー!!
そこで、ラースがタンク専用の出入り口を新設してくれました。
タンク父さんのためのドア新設↓
ますます犬仕様に改造されていく我が家。
そして、犬バカ度が悪化の一途をたどる私たち夫婦。
ときに悲しいことも、面倒くさいことも、大変なことも、いろいろあるけど、
あと6週間、子犬たちとの生活をめいっぱい楽しみたいと思います。
あ、そうそう。
6匹の子犬たちを家族として受け入れてくれるファミリー、全員決まりました。
すてきなファミリーばっかりです♪
しかも、ほとんどご近所さんなので、巣立っていったあとも、ときどき会えそうです。
JUGEMテーマ:わんこ
-
E-Conceptionのメルマガ 【第386号】2016.08.10 Wednesday
-
========================================2016/8/10 発行===
E-Conceptionの週刊メルマガ 【第386号】
◆◆おやすみ猫な、お気楽アロマ・マガジン◆◆
======================================================
──────── 目 次 ────────────
E-Conceptionから、わくわく情報
【今月の香り】コーヒー精油(新商品)
【今月のプレゼント】クールジェル
新商品★ラズベリーシードオイル
新商品★マキベリー
【特売】ミネラルジェル☆20%オフセール
広報部長ヨーコの┃あ┃と┃が┃き┃
─────────────────────────
こんにちは、E-Conceptionの広報部長、ヨーコです。
8月2日〜3日にかけて、福島家のビーグル犬、シャンティが
無事出産し、見事に乳婆(ちちばあ)と化した福島に代わって、
メルマガをお届けします。
いよいよオリンピックが始まり、巷ではオリンピック一色なのですが、
福島ファミリーはそれどころではないようです。
シャンティが育児に専念できるように、掃除、食事、授乳サポート、
室温調整、体重チェック、体温チェック、散歩等のサポートをする
ことが主なお仕事なのですが、イーコンで培った経験を活かして、
そのお手伝いにも、ついついこだわりを見せてしまう福島&ラース。
適温をキープするための赤外線ランプ付き育児ボックスから始まり、
日々の体重の移り変わりが一目で分かる子犬別 体重増加グラフ、
子犬のチェックがいつでもどこでもできる移動式モニターカメラ
などなど、ブリーダー1年生とは到底思えない、
隅々まで行き届いた徹底管理ぶりです。
すでに30名以上の方が、7匹の子犬たちの里親候補に名乗りを
上げているので、4倍以上の高い倍率の中、福島&ラースによる
厳重な審査が行われることになります。
この溺愛ぶりからすると、「やっぱり引き渡すの止〜めた。」なんて、
言いかねない勢い?!
乳婆の健闘ぶりや、子犬たちの様子は、このブログで随時更新中。
----------- ▼ 夏季休暇のお知らせ ▼ ----------------
※8月11日(木)、12日(金)は、おやすみさせていただきます。
おやすみ中もお買い物カゴでご注文していただけますが、
メール対応や商品発送はおやすみ明けとなりますことをご了承ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■E-Conceptionから、わくわくお知らせです!
───────────────────────────
【今月の香り】コーヒー精油(新商品)
───────────────────────────
煎ったコーヒー豆から抽出された精油を、酸化しにくいホホバオイルに
3%の濃度で希釈しました。
濃厚で深みのある淹れたてコーヒーの香りを、
瞬時に楽しむことができます。
カフェでくつろいでいるようなリラックス効果がある他、
作業能力を大幅にアップさせ、頭の中をスッキリさせる効果もあります。
テスト前や徹夜のお仕事など、集中力が必要な時のサポートに最適です。
また、コーヒーの香りは、食欲をコントロールする作用があるので、
ダイエットにも効果的、しかも、抗酸化作用も優れているため、
キャリアオイルに加えてマッサージオイルとして使用することで、
アンチエイジングやセルライト対策も期待できます。
※妊娠中、心臓疾患のある方はご注意ください。
☆今月のご注文品に「香りサンプル袋」を同梱しております。
★『コーヒー精油(CO2抽出)3%ホホバ入り』
───────────────────────────
【今月のプレゼント】クールジェル
───────────────────────────
8月中、1万円以上ご注文いただいた方に、もれなくプレゼント中♪
天然由来成分100%を使って、爽やかな夏仕様に仕上げました。
フェイスからボディまで全身にご利用いただけます。
ひんやりしたつけ心地と、ふんわり広がる癒しの香りで、
やさしく夏のお肌を潤わせます。
☆香りはクレイセラピーのためのアロマオイル 【リラックス】
【リラックス】は、疲弊した肌、乾燥肌に適したブレンドです。
日焼けの後や、寝る前のリラックスタイムなどにご利用ください。
《含まれる精油》 カモミールローマン、クラリセージ、マンダリン、
ラベンダー・トゥルー
※妊娠中のご利用にはご注意ください。
★『クレイセラピーのためのアロマオイル』
……………………………………………………………………………………
☆今月のプレゼント、特売、キャンペーン、
お買い得情報などは、【今月のスペシャル】でご確認ください。↓
───────────────────────────
新商品★ラズベリーシードオイル
───────────────────────────
ラズベリーの種子から抽出される精製オイル。
オメガ3やオメガ6をはじめとする必須脂肪酸や、ビタミンE、ビタミンAなどの
有効成分が豊富に含まれています。
シミやたるみ、お肌のキメなど、成熟肌のアンチエイジング対策に
効果的です。
人の持つセラミドに最も近い成分「ラズベリーセラミド」が、
お肌に潤いを与え、健康な肌へと導いてくれます。
また、「カロテノイド」の優れた抗酸化作用によって、
紫外線によるダメージからお肌をやさしく保護します。
サンスクリーン剤の代わりにはなりませんが、
紫外線対策サポートアイテムとして日頃のお手入れに加えてみましょう!
★『ラズベリーシードオイル』
───────────────────────────
新商品★マキベリー
───────────────────────────
マキベリーは、チリ南部のパタゴニア地方に自生している、マキという植物の果実です。
先住民であるマプチェ族は、古くから
健康食や儀式のために大切に利用してきました。
かつてスペイン帝国が征服してきた時に、
マキベリーを発酵させたジュースを飲んでいたおかげで、
マプチェ族は強靭な体で最後まで戦い抜いた、
という伝説も残っています。
最近、このマプチェ族の物語をもとに、
マキベリーのパワフルな抗酸化作用と、血行を促進する働きが
注目され始めました。
マキベリーは、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」を
豊富に含み、抗酸化作用で有名なアサイーベリーの3倍近くの
含有量があります。
また、アントシアニンは400種以上の種類が存在すると言われて
いますが、マキベリーはその中でも特に強い抗酸化作用を持つ
「デルフィニジン」を豊富に含んでいます。
このように、圧倒的な抗酸化力を誇るマキベリーは、
アンチエイジング、美肌、血行促進、コレステロールの酸化防止、
抗菌、ダイエット、目の疲労回復など、
さまざまな効果が期待できる、まさに次世代スーパーフルーツなのです。
1日 2カプセル。体内のポリフェノール量が非常に少なくなる
午後3時頃に摂取するのが効果的です。
★『マキベリー』
───────────────────────────
【特売】ミネラルジェル☆20%オフセール
───────────────────────────
暑い夏は、すっきり感覚のジェルがお勧めです♪
お肌をラップする作用があるので、ミネラルジェルに混ぜた精油や
キャリアオイルの有効成分が、効率よく浸透していきます。
サッパリ感があるので特にボディ用に最適です。
肌にベトつかず早く乾燥するので、暑い日にはキャリアオイルの
代用にどうぞ!
★『ミネラルジェル』
マッサージ用精油ブレンドを利用して
お手軽簡単にマイ・ジェルを作ってみませんか?
★『マッサージ用精油ブレンド』
----------------------------○
┃あ┃と┃が┃き┃
オリンピックについていけていない福島ファミリーと同じく、
私も連日の息子(カイト)のテニス大会同伴のため、
オリンピック開会式や、最初のほうの競技を思いっきり見逃し、
今、一生懸命追いついている最中です。
カイトが参加したテニス大会は、
全国大会に進む上位7人を選抜する州大会でした。
各地域から集まった強豪48人が、
一つの目標に向かって戦う姿は、かなり熱かったです!
12歳以下限定の大会なので、今年が最後のチャンスの子がほとんど。
そして、涙する姿もチラホラ。
きっと、オリンピックに選ばれた選手たちも、
このような小さい大会からスタートしたのでしょうね。
もう、その物語を想像するだけで、ウルッときてしまいます。
大好きなことを一生懸命やり続ける情熱と夢がそこにある。
結果はどうあれ、そして出身国はどこであれ、
そんな姿を讃えたい気持ちになりますね。
みんな、がんばれ♪
-------------
☆E-Conceptionのフェイスブック
☆E-Conceptionのツイッター
☆E-Conceptionのインスタグラム
☆E-ConceptionのLINE@(ラインアット)
☆福島麻紀子の個人ブログ
------------- * メルマガ発行者 * ----------------------
◆イー・コンセプション E-Conception
アロマ&ナチュラルライフ提案サイト
通信販売サイト
◆International Natural Therapy Association (INTA)
国際ナチュラルセラピー協会 公式サイト
◆FeelFree コトコのスピリチュアル・ワールド
-------------------------------------------------------
▼お友だちにこのメルマガをご紹介ください!
http://www.e-conception.org/mailmag1.html#mag2
※配信停止手続きも、こちらのページから出来ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C) 2016 E-Conception & INTA
-
子犬育て記(5日目)〜子犬プロフィール付き♪2016.08.07 Sunday
-
今日も子犬の話題です。5日目です。
乳婆、やみつきです。身も心も完全に犬バカと化しております。
乳婆のお仕事
生後3日目にプロフィール写真を撮影したので、子犬たちの自己紹介を書いてみました(^^;)。
※なお名前はブリーダー協会に登録するための書類上の名前です。
犬舎名が Lillepote(デンマーク語で「小さな手」の意味)なので、各自の名前は日本語でつけてみました。
子犬たちはとてもよく似ているので、見分けるために色違いの首輪をつけています。そのカラーの色に似ている日本の伝統色名を調べながら、思いついた名前です。(ブルータス以外)
※「色が真っ黒だけど、シャンティさんに似なかったの?」と聞かれたりしますが、トリ・カラーのビーグルは生まれたてはみんな黒いみたいです。
成長するにつれて、黒が減って茶色や白など色が入ってきて、いわゆるトリ・カラー(3色)になります。
*******************
《子犬たちの自己紹介》
ニンジャ ♂
「ボクは長男。からだの色柄がシャンティ母さん似。
乳婆ファミリーが気づく前に、ぽろっと生まれたよ。
生まれたときはけっこう大きかったけど、下の兄弟姉妹にいいおっぱいを譲ってしまう優しい性格なもんで、最初はなかなか成長しなかったんだ。
でも、乳婆にサポートしてもらって、だいぶ大きくなったよ。」
ワサビ ♂
「ボクは次男。緑色の首輪をもらったので、乳婆が”わさび”と名づけたらしい。
おっぱい大好き。いったん加えたら離さないよ。たとえ、そのまま寝落ちしても乳首は決して離さないのがボクの信条だよ!」
フジ ♂
「ボクは三男。頭の色柄が一人だけ特徴的だよ。
おっぱい争奪戦は燃える。まだ歩けないけど、ハイハイでいい位置をキープするよ。」
タンポポ ♀
「わたしは長女。4番目に出てきた初めての女の子だよ。
生まれたときは小さめだったけど、おっぱいへの執念は人一倍で、あっという間に兄弟姉妹で一番でっかくなったよ。
乳婆はいつも私を出の悪いおっぱいに回すけど、なんのその。最後までしっかり吸いきるからね。
乳腺炎対策なら、わたしに任せて。」
アカネ ♀
「わたしは次女。顔の大部分が白いので、ルックスは一番ユニークだよ。
サイズは小さめだけど、おっぱい飲むのは得意なの。
タンポポ姉さんと二人、紅2点、丸々育ってるよ。」
ダイダイ ♂
「ボクは四男。ほんとは、ホワイティ兄さんがいたから五男だったんだけど。
ホワイティ兄さんがあんなことになっちゃって残念だったけど、ホワイティ兄さんはボクを救ってくれたんだよ。
ボクは生まれたときから小さくて、おっぱい争奪戦でいつも負けちゃうチビ助。
乳婆のサポートのおかげで、ようやく力がついてきて、3番目のおっぱいなら自力でゲットできるようになってきたよ。」
ブルータス ♂
「ボクは五男。シャンティ母さんのおなかのなかで、とても大きく育ったものだから、産まれてくるときは大変だった。
兄弟姉妹よりもだいぶ遅れて産まれたので、しばらくはおっぱい争奪戦が苦手だったんだけど、今ではだいぶ慣れてきたよ。
おっとりした性格なので、乳婆にサポートしてもらってるよ。」
*******************
日々の体重測定結果をグラフにしてみました。こーゆーことが大好きな乳婆(^^;)。
《子犬別 体重増加グラフ》
ラースは、母と子の健康のために、環境整備に力を入れています。
子育て部屋はこんな感じ。
赤外線ランプ付きの育児ボックス(ラースのお手製)まわりを、フェンスで囲ってあります。
シャンティ母さんはいつでも裏庭に出られるようになってます。
シャンティ母さんのオナラが激臭のため、窓に簡易換気扇を取り付けました。
昔、イー・コンセプションのオフィスに設置していた防犯カメラを改造して、モニターカメラを取り付けました。
移動式なので、私たちがいる部屋どこにでも連れていって、子犬の様子をチェックしています。
子犬たちの散らばり加減から適温かどうか判断できます。
また、モニター画面でシャンティ母さんが授乳しはじめるのが分かるので、そうなったら速攻で現場に急行し、乳婆として子犬たちをサポートします。
そんななか、ちょっとかわいそうなのが、イクメン・タンク父さん。
彼は子犬の面倒をよくみる、いいお父さんだと聞いていますが、今はまだちょっと早いみたい。
授乳中にタンクが近づくと、シャンティのほうが警戒して授乳を中断してしまうのです。
なので、子育て部屋は男子禁制、母子専用となっております。
でも、タンクはシャンティと一緒にいたくて、子育て部屋のドア前でクーンクーンと鳴いて待っていたり、フェンスを飛び越えちゃったりするのです。
ごめんね、もうちょっとしたら家族みんなで水入らずできるからね。
もうひとつ!
「こんなにいっぱい生まれちゃって、この子たちはしあわせになれるの?」というご心配の声もいただいていますので、この場お借りして。
オーストラリアは動物愛護の意識が高く、繁殖にもさまざまなルールがあり、厳しく管理されています。
なので、子犬を迎えること自体が、かなり難しいのです。(特に、純血)
私たちはフェイスブック・ページにたまに投稿しているだけですが、既にウェイティング・リストに登録している飼い主さん候補は30名を超えています。
子犬は7匹しかいませんので、このなかからビーグル犬とハッピーにやっていけそうな、ライフスタイルの合致しそうなファミリーを、ブリーダー側が選んでいくことになります。
全員しあわせになってもらいますので、ご安心ください♪
JUGEMテーマ:わんこ
-
子犬育て記(3日目)2016.08.05 Friday
-
産まれた〜〜!!と喜んでいたのも束の間、さっそく忙しい育児タイムがやってきました。
オーストラリアでは飼い主さんに引き渡すのは生後8週間以降と決まっているので、これから約2ヶ月、この子たちをウチで育てていくことになります。
とはいえ、育児するのはシャンティかあさん。私たちはシャンティかあさんのお手伝い役です。
産まれたばかりの子犬の世話といえば、授乳。そして下の世話です。
まだ自分で排泄できないので、母犬がお尻を舐めてあげます。
そして、出てきたおしっこ&うんちは、母犬の栄養としてリサイクルされます。
野生では、子犬の痕跡をなくすことで捕食動物に見つからないように、母犬が糞尿を処理する、とも言われます。
私たちは、シャンティかあさんの健康状態をモニターしながら、
それぞれの子犬の成長を確認するのがお仕事です。
いやあ、これが思っていた以上に忙しいです。
お掃除に、お食事に、授乳サポート、室温調整、体重チェック、体温チェック、お散歩等々。
一番の大役は、授乳サポート。この仕事を乳婆(ちちばあ)と名づけました(^^;)。
★乳婆(ちちばあ)の仕事とは・・・?
犬には10個の乳首がありますが、お乳の出には差があります。
よく出るおっぱいは子犬たちに人気なので、争奪合戦があり、強い子がその座をゲットします。
出のよくないおっぱいは、誰も吸ってくれないので、ますます出が悪くなり、下手すると乳腺炎につながってしまいます。
サポート役の乳婆(私のこと)は、人気のないおっぱいに、強くて吸引力のある子をあえて連れていきます。
こうすると、おっぱいの出もよくなるし、乳腺炎予防になります。
また、小さく産まれた子や、やさしすぎて?争奪合戦に負けちゃう子は、人気おっぱいへと誘導してあげます。
まだ目は開いていないから見えていないのですが、上手にいいおっぱいを探してチューチュー吸い付ける子と、連れていってあげてもうまく吸い付けない子と、かなり差があるんです。
放っておくと、おっぱい吸うのが上手な子ばかりがどんどん肥えていき、下手な子は栄養が十分とれず、衰弱していっちゃいます。
それが自然淘汰というものなのでしょうけど、せっかく産まれてきてくれた命ですから、なんとか全員が成長してくれることを祈る乳婆なのでした。
ちょうど16年前、双子が産まれたときのことを思い出します。やっぱり真冬のお産でした。
人間には2つの乳首があるので、ダブル・フィーディングしていたわけですが、左のおっぱいのほうが出がよいので、吸い付き時間を記録して、二人が平等に左右のおっぱいから吸えるようにと調整していたものです。
昨日は産後の検診で、シャンティ母さんと子どもたちを全員、VET(動物のお医者さん)のところに連れていったのですが、初めて双子を連れて病院に検診にいったときのことを思い出してました。
★おっぱい吸えない子、ホワイティちゃん
ところで、授乳サポート中に乳婆は、一匹だけダントツにおっぱい吸うのが下手クソな子がいることに気づきました。
どんなに乳婆がサポートしようとも、おっぱいをくわえるのも一苦労だし、ようやくくわえられてもすぐに口を離しちゃう。
他の兄弟姉妹にまみれて「乳飲み隊」に参加しているように見えても、実は吸ってない。
そこらへんで寝っころがっていることが多く、おなかはすいているので、ピーピー文句ばっかり言うのです。
その子の文句がうるさいもんだから、シャンティ母さんも気になって、その子を舐めにいったりするので、
せっかくの乳飲み隊のアクティビティが中断されてしまうのです。
ごちゃごちゃ、ばらばらの乳飲み隊↓
右下のほうに、白い首輪をした小さい子が寝転んでいるの、わかりますか?
この子です、問題のホワイティちゃん。
よくよく見ると、この子の唇は裂けていました。口に穴が開いている状態なので、空気が漏れてお乳を吸えないのですね。
よく見られる奇形だそうで、何もしなかったら、ふつう1週間ほどで死んでしまうそう。
そこで、動物用粉ミルクを買ってきて、FeelFreeフラワーエッセンスのスポイトで、人工授乳しはじめました。
おなかはすいているようなのですが、1滴ずつ舐めるのが精一杯。どうしてもうまく摂取できません。
生まれたときから小さめなほうでしたが、その体重がどんどん減っていき、2日目にして生まれたときの3割減ほどになってしまいました。
VET(動物のお医者さん)に相談したところ、この口唇裂は手術もできないことはないが、生後4週間まで待たないといけないそう。
それも、難しい手術になるそうです。
そもそも、このペースではヒトがどんだけがんばって2時間おきに人工授乳したところで、4週間はもたないでしょう。
人工授乳を試して、その結果も見てきただけに、それは明らかでした。
それに、この子がピーピー鳴くことで兄弟姉妹の授乳も邪魔されてしまうし、シャンティにとってもストレスになっています。
母犬にとってストレスになると、お乳の量も減ってしまうので、小さめの子たちがサバイブできないかもしれない。
下手したら、ひとはら全員餓死というリスクもないことはない。
いろんなことが一瞬のうちに頭のなかを駆け巡りましたが、ラースも私も結論は同じでした。
VETに安楽死をお願いしました。
私、自分が動物を殺す選択をするなんて、絶対ありえないと思っていました。
それなのに、なぜか、「これがベストな選択だ」と自然に思ったんですよね。。。
もうダメか?と思ったブルータスが生き返った「命の魔法」を目の当たりにしましたが、これが陰陽の「陽」だとしたら、
もうひとつの自然の摂理、「陰」のほうを体験している感覚。
7匹の兄弟姉妹が元気に育つために、ひとはらの命がひとつの魂となって、こんな選択をしているように感じられました。
そういえば、、、
動物のことに限りませんが、よく「こんなのって、ひどい」とか「○○がかわいそう」みたいな情に訴えるような記事とか目にします。
たしかにひどいケースもありますが、そのとき、その人の立場に立ってみたら、私も同じことをしている可能性もあるんですよね。
昔、弁護士さんから聞いた話を思い出しました。
「殺人犯からの供述をじっくり聞くと、もしも、自分もその立場で、そういう環境で、そういうことがあったら、殺してたかもな、と思うもんだよ。」
善悪、正誤、白黒判断することって、そう簡単にできないものです。
見方を変えれば、正解は変わるもの。
球に光をあてれば影ができ、その光をあてる方向を変えれば、影も変わります。
答えを決められるのは本人だけ。
誰かが決めた答えを見て、「それは、おかしい!」「間違っている!」と思うときは、情報不足、想像力不足が原因なのかもしれません。
とにかく、そういう感情が刺激されて出てきたのですから、その感情を認めてあげて、自分のなかの信念を見直すチャンスだと考えればいいんですよね。
そんなことを改めて考えさせられた一件でした。
ホワイティちゃんがいなくなって、授乳が静かでスムースになったことはたしかです。
シャンティかあさんが行方不明の子に気づいてしまわないか心配だったけど、それも大丈夫でした。
(犬は点呼確認できない・・・)
ゆうべから子犬たちがきれいに一列になって、それぞれのおっぱいを吸っています。
シャンティ母さんも落ち着いて、横に寝そべるので、子犬たちは反対側の乳首にも届きます。
今日からお座りスタイルも新登場。
子犬たちが力をつけてきたので、高い位置にしゃぶりつくこともできるようになったんですね。
7匹の子犬たちは、どんどん成長してます。
まだまだこれからも、いろんなことを勉強させてもらうのでしょうね。
シャンティさんと子犬たち、ふつつかな乳婆ですが、どうぞよろしく♪
JUGEMテーマ:わんこ
-
シャンティかあさんのお産日記2016.08.03 Wednesday
-
昨夜、産まれました!!
福島家のビーグル犬、シャンティ&タンク カップルのお産レポートです。
シャンティは我が家に来る前にも、2回、タンクの赤ちゃんを産んでます。
最初は5匹、次は7匹。
ウチに来て初めてのシーズンは、残念ながら流産。
そういうわけで、今回、季節はずれの真冬の出産となりました。
出産前日。おなかも、おっぱいもパンパンに膨らんで、座るのも大変そう。
上から見ると、こんなカタチ。横に膨らんでいくのですね。
でも、こんなに大きくなっているのに、いつもと様子が変わらない。食欲旺盛だし、お散歩大好きだし。
犬の妊娠期間は最初に交配してから64日前後と言われるので、そこから計算していた予定日が8月2日、昨日でした。
昨日の朝から、既にパンティング(ハアハアいう早い呼吸)をしていました。お昼ごろになると、さらに激しくなりました。
体温を測ると、いつもよりちょっと下がってます。
「これは今夜かもね・・・」
そわそわして、なんにもできなくなります(^^;)。←ヒトだけです。
しかし、タンクさんは悠然とシャンティ奥さんの隣でお昼寝。
ふだん、タンクがシャンティをなめてマッサージしてあげることはよくありますが、
今日に限っては、シャンティがタンクをなめてマッサージしてます。
ベビーマッサージの練習台でしょうか?!
夕方になると、シャンティさんは落ち着かない様子で、うろうろ歩き回ってます。
外に行きたそうなので、リードをつけて一緒に庭を散歩しました。
膣から水分がポタポタ落ちていて、まるで破水?したかようです。
その水分を搾り出しては、自分で匂いをかぎます。
庭の茂みに入っていこうとするので、そこはダメよと引っ張ります。
(きっと茂みの中に、出産するための巣を準備していたんでしょうね。でも、それじゃあ、私たちは手伝えないし…)
すると、ふだん自分が寝る、ベランダのドッグハウスに入りたがりました。
本格的なお産がはじまるまで、なじみのある暗くて狭い場所で、陣痛をしのぎたいのだろうなと思いました。
7時頃、合唱団のリハーサルに出かけようと思って、ドッグハウスをのぞくと、
シャンティの足元に、なにか黒い物体が・・・
あら、もう、産まれちゃったの?!
この子がおにいちゃん
合唱どころじゃなくなって、あわててドッグハウスを解体して、お産サポート体制を整えました。
こちら、真冬なので、亜熱帯気候とはいえ、夜はけっこう寒くなります。
体温調整がまだ上手にできない子犬たちのために、ラースが赤外線ランプを準備して待ってました。
(でも、このお産箱では産んでくれなかったのよね…。なので、赤外線ランプだけを外のドッグハウスに一時移動しました。)
そういうわけで、以降、写真が全部、赤くなってます(^^;)。あしからず。
子犬が産まれると母犬はすぐに舐めて、羊膜を破り、へその緒を食いちぎって、しばらく身体じゅう舐めまくります。
この舐め方がかなり乱暴なので、子犬が怪我しないかと気が気じゃないのですが、さすが、ベテランかあさん、加減を知ってます。
既に産まれてきた子たちを世話しているうちに、また陣痛がやってきて、いきみます。
次の子が産まれそう・・・
いきむときは、さすがに子犬がどこにいるかまで気にかけてらんない!って感じで、下手したら踏み潰されそう。
なので、既に生まれている子犬たちは一時退避させます。
そこで、ラースのアイデア、パピー・ボックス♪
下に湯たんぽを入れてタオルでかぶせてあるので、子犬たちは温かい環境で安全に待てる、というわけ。
シャンティかあさんは陣痛中でも箱のなかの赤ちゃんを舐めることができます。
陣痛のあいだも、赤ちゃんの面倒を見続ける、おかあさん。
こうして、5匹生まれたところで、ちょっとブレイクがありました。
大きなおなかには、まだ何匹か入っていそうなのに、陣痛が収まって、5匹の赤ちゃんにおっぱいあげたりしてます。
時間は9時半をまわり、赤外線ランプ使っても寒くなってきたので、家のなかに準備してあった出産用ボックスに移動させました。
移動はおもいのほか、簡単でした。
子犬たちをパピー・ボックスに入れて運んでいけば、シャンティかあさんが「ちょっと!それ!あたしの赤ちゃんなんだからね!」と血相かえて追いかけてくるのです(^^;)。
こうして家のなかに無事移動したあと、1時間半後に、もう1匹。
その30分後に、もう1匹。
この子は一番小さかったけど、それでもビーグルの赤ちゃんの標準値内。
7匹生まれたところで、シャンティかあさんはリラックスした様子で、横になってみんなにおっぱいあげてます。
でも、ときどき、陣痛が来るんです。何度か、いきんだりもするんだけど、血まじりの液体のほかは何も出てこない。
おなかを触ると、どうやら、もう1匹、中にいる様子。
シャンティかあさんは、子犬たちを残して庭に出たがります。
庭でおしっこしたあとで、いきむのですが、なかなか出てこない。
ようやく、羊膜の一部が顔を出しました。
でも、なんかヘン。犬のカタチしてない。
「これ、なに?」ってラースが聞きます。
(後産の胎盤かと思ったそうです)
ヘッドライトをあててよくよく見ると、後ろ足と尻尾らしきものが確認できました。
逆子(さかご)ちゃん、なのです。
シャンティさんは、既にいきみ終わったのに、なぜか引っかかって出てこないので、いらだってます。
私の手でその羊膜を引っ張り出そうとしたけど、かなり強く引っ張らないと出てこない。
こんなに強く引っ張ったら、子犬が壊れちゃうんじゃないかと不安になって、
ラースにやってもらいました。
(ラースは農家の出身だから、動物のお産サポートには慣れてるのです)
そのラースが「うーん、うーん」とうなるほど、しっかり引っ張りだして、ようやく出てきました。
それが、とっても大きな子なんです。
こんな大きくて逆子じゃ、そりゃ引っかかるでしょう。
ようやく出てきた羊膜をシャンティかあさんが破ったんだけど、動かないの。
口からスポイトを入れて、水分を吸い取ったんだけど、やっぱり息しないの。
ああ、ダメだったかもね。。。
と私は諦めかけたんだけど、シャンティかあさんが、もんのすごい勢いで、
執念の舐めまくり攻勢をかけるのです。
そんなに強く舐めたら、生きていても死んじゃうよ?!というぐらい(^^;)。
1分間くらい舐め続けたら(私にはとても長く感じました…)、、、動き出したんです。
すごい、生き返った!!
シャンティかあさんの愛で生き返った!!
おもちゃのぬいぐるみみたいだったところに、命が通う瞬間。
生命の不思議を実感しました。
体重測定したら、328グラム。一番大きな男の子でした。
日付変更線を超えて、今朝1時近くのことでした。
ラースは自分が助産して生まれた子だから、そして自分と同じようにデカイからか?
特別の思い入れがあるらしく、「こいつは、ブルータスだ」と、この子だけ名前付けてました(^^;)。
逆子のブルータス
これで、全員そろいました。
みんな無事で、よかった♪
大変エキサイティングで、ドラマチックな一夜でありました。
シャンティさん、シェアさせてくれて、ありがとう。
これから子育てが大変そうだけど、引き続きがんばってください。
お産記録ダイジェスト・ビデオ、作ってみました↓
JUGEMテーマ:わんこ
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |