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お義父さん、さようなら(その2)...デンマーク人の夫の親を看取った体験記
その1 からの続き です)

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「お義父さん危篤」の連絡を受けて、私たちが駆けつけてから5日目の夜のことです。

お兄さんもアナ(おとうさんのガールフレンド)も連日連夜の付き添いで疲れていたので、その夜は私とラースが深夜の時間帯を担当することにしました。

お義父さんは相変わらず昏睡状態ですが、特に変わった様子はありません。水も飲めなくなってから1週間以上になるのに、細胞はしおれ切っているのに、呼吸と心拍だけは安定したまま。

「もう一体どうなっちゃってるんだろう?」「こりゃギネスブックものだよ」「帰りの航空券どうすりゃいいんだ?」などと、お義父さんの前で愚痴っていました。

そしたら、急に呼吸のリズムが不規則になりました。吸って吐いたあと、しばらく静止するのです。「あれ?死んじゃった?」と焦るのですが、20秒〜30秒くらいすると、また吸い始めるのです。だから、呼吸が止まっても最後の呼吸かどうか判断がつきません。

私もラースも「もう逝っていいよ」と祈りながら、息をひそめて見守っていました。
そんな状態が30分ほど続きました。

そしたら、お義父さんの口が、いつもはぽか〜んと大きく開きっぱなしになった口が、わずかに縦に動いたんです。
声にはならなかったけど、ありったけの力を振り絞って顎を上下に動かそうとしていた。

その動き方から「タック(ありがとう)」って言おうとしたんじゃないかと思った。
(ラースもそう思ったそう)

そしたら、そのあと、大きく息を吸い込んで吐いて、そこで動きが止まりました。
固唾をのんで見守ります。
30秒経ち、秒針が1周したけど、静止したまま。
秒針が2周した時、ラースと目を合わせたら「5分まで待とう」の合図。
5分経ったけど、今すぐにでも息を吹き返しそうな気配。

動かずにそのまま待ちました。
というより、動けなかった。
なんか魔法かけられて、自分が石になったみたいに。

10分くらい経った頃、体が解放されて
心拍を確認したら、心音はもう聞こえませんでした。


仮眠していたお兄さんとアナを起こし、ナースを呼びました。
結婚こそしなかったけれど、25年も連れ添ったアナは、お義父さんの枕元ですすり泣きます。

「わたし、本当に一人ぼっちになっちゃったわ」

そうだよね、誰よりも晩年のお義父さんを愛し、病気になってもベジタブル状態になっても、最後まで希望を捨てず、添い遂げてくれた人だもの。

実を言うと、アナという人は長年、ラースの家族にとっては「意地悪な継母」的存在だったんです。
最初の頃は、私も人種差別的な発言をされたりして、
(西欧人に劣等感を感じていたせいでしょう)いちいち傷ついていました。

でもそれは、狭い世界での価値観しか知らなかったから。
そして愛情表現の仕方を知らなかったから。
彼女がどれほどお義父さんを愛し、大切に思ってきたか、今ならよくわかります。

ナースが死亡確認して、死化粧の準備のため、一旦部屋から出て行きました。
その時、見えたもの。。。

おとうさんのベッドの周りに白いキラキラした光エネルギーがチカチカと集まってきて、おとうさんを取り囲みました。
そして、次第にチカチカが消えて行きました。
たくさんの天使さんだったのかな?


よく魂が体から抜け出して上(天)に上がる、というイメージがありますが、わたしが認識した範囲では、上には上がりませんでした。天井の隅で自分の体を見ている、なんていう話もよく聞くので、四隅を確認したけど、特に何も感じませんでした。
ただ、白くてチカチカした光がお義父さんの魂を取り囲んで、その場で別次元へと移動した、といった感じ。
何かが迎えに来てくれていることは、明らかでした。

魂が抜けると体温が下がっていくと同時に、人間の体だったものが、まるで蝋人形のように変わっていきます。
そこに魂がないのは明らか。この変化はあっという間でした。


7月16日(月)未明のことでした。
なんとその日は、おとうさんとお母さんの結婚記念日だったそうです。
7月11日がお母さんの命日なので、その日に逝くのでは?と思っていたけど、その手があったか?!って感じです。
おしどり夫婦だったからね。


今までは私、死ぬ間際に「ありがとう」とか遺言みたいなこというなんて、おとぎ話かドラマの世界でしょ、こんな瀕死状態で喋れるわけがないじゃん、と思ってました。

でも、お義父さん、間違いなく、次の呼吸が最後だってことを知っていて、何か言い残そうとしたんです。
認知力も言語能力も、完全に失っているはずなのに。
一生懸命、最後のメッセージを伝えようとしていた。

最後の言葉が本当に Tak(ありがとう)だったのかどうかは分かりません。
仮にそうだったとしても、誰に対して何に対する感謝だったのかも謎のままです。

私の勝手な解釈にすぎないけど、「すべてに、ありがとう」だったんじゃないかなって思う。
 生まれてからの人生すべてに。
 関わってくれた人みんな。
 そして迎えに来てくれたお母さんはじめ天使さんたちに。

ただただ、命の神秘に触れたようで、しばらく呆然としてました。
何に感動しているのか自分でもわからないけど、今までの人生で最も濃密な時間でした。

お義父さん、看取らせてくれて、ありがとう。
ほんとうに光栄です。


気分転換に外に出ると、既に東の空が明るんでいました。
大きな深呼吸と共に、涙が湧いてきました。

Dawn

(その3 につづく・・・)



posted by: 福島麻紀子 | スピリチュアル・コーナー | 07:01 | comments(0) | - |