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フルートとピアノ 〜身に余った光栄の扱い方♪
P1110314_flute.jpg

オーストラリアのアロマ&クレイブランド E-Conception(イー・コンセプション)代表 &INTA国際ナチュラルセラピー協会 理事の 福島麻紀子です!

って、自己紹介してるけど、実は他にもいろいろやってまして。

FeelFree フラワーエッセンス創始者だし、ビーグル犬のブリーダーだし、音楽方面ではピアニスト、フルーティスト、編曲・作曲家としても活躍中♪ 合唱団にも入ってるし、室内楽のメンバーでもある。

日本に行くと、スピリチュアル・コンサートや、ICA国際クレイセラピー協会の元理事&「クレイセラピー」本の著者として、クレイセミナー講師をやったり、ときどき専門誌に寄稿したりもしてます。

仕事と趣味の領域が限りなくオーバーラップしていて、ヨガ歴も20年ほどなんですが、そこで覚えたマントラを音楽CD化したり、ヨガのチャクラ概念を取り入れたヒーリングやリーディングもやったりしてたし。

 いったい、何屋やねん??

自分でもよく分からなくなります(笑)


本当にいま自分が一番やりたいことは?と聞かれたら、「音楽!」と答えますが、
かといって、音楽以外の要素を取り払っちゃうと、やっぱり自分ではなくなるみたいで、
こういう、いろ〜んな領域のことをいろいろ私なりにくっつけてアレンジして
そこから自分なりのオリジナルをいろんなかたちで創り出す、

・・・というのが、私の今生のテーマなんかな〜?と思ったりします。

とにかく自分が楽しいのが一番で、そんな自分勝手な活動から、ご縁が生まれて広がっていったり、一緒に成長できたり気づけたり分かち合えたりするのが、めっちゃ楽しいのですね。

そういうわけで、なんでも屋の福島です! よろしく!

(長い自己紹介だった・・・)

**************

さてさて、3日後には、ホーム・コンサートを開催します。

去年からはじめた趣味のコンサートなんですが、口コミが口コミを呼んで、あふれんばかりの大盛況。ありがたいことです♪

「そうだ、またコンサートやろう!」って思いついたのが2ヶ月前なので、ほとんど準備不足なのですが、
とりあえず準備している曲をピアノの先生にみてもらおうと、今日行ってきました。

大好きなゲイのマーク先生のレッスン♪♪♪

マークの専門はピアノなのですが、どんな楽器でも音楽的なアドバイス(それも、とても的確でユーモラスで役立つこと)をしてくれます。

なので、今度のコンサートで演奏する予定のフルートの曲を聴いてもらったんですね。

そしたら、

What you are doing is so beautiful!!
Your phrasing is so natural!!

と、ボロ褒めされまして(笑)。

あ、この先生、決して、おだてたり、すかしたりしない人です。
辛らつなくらい正直なコメントをサラっというので、グサッと来ることがよくあります(笑)。


でね、、、ここで、ひねくれ者の私は思いました。

「あ、わたしのピアノって、フルートより下手なのね」

そうなんです、褒められたのに、グサッと来たわけです(爆)。


家に帰って、この話をラース(夫)にしたら、

「典型的だね。だから、あなたのこと褒めないんだよ。褒めるとネガティブにとるからさ。」


え?え?え? そうなの? そうだったの〜〜〜?!

それって、めっちゃじゃ〜〜〜〜〜ん!



褒められてネガティブにとる、というのは、「自分に自信がないから」でもありますが、
もしかすると、日本人的「謙虚さ」が心底身についてしまっているせいかもしれない、、と思いました。

「身に余る光栄です」っていうけど、その身に余っちゃった分、自分を落としてしまうんですね。

 ブタもおだてりゃ木に登る〜〜〜♪ 

って歌が昔ありましたが、おだてられたら素直に喜んで木に登っちゃったほうが得じゃないでしょうか。

身に余った光栄で、これからは木に登ろうと思いました、ハイ。

そういうわけで、美しいフルートの音をお楽しみに♪

あ、ピアノも美しいよ


JUGEMテーマ:ピアノ♪



posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 15:54 | comments(0) | - |
ピアノ・ディプロマ試験を終えて…
9月9日、先週の金曜日、わたしのピアノのディプロマ試験が行われました。

E-Conception代表の私が、なんでこんなことやってるか?っていうと…

前号メルマガで、ヨーコさんがまとめてくれた経緯が秀逸で、分かりやすかったと思います。

↓こちらに引用します。

************

これまでの流れをざっくり説明しますと…

5年前に乳がんを経験してから、自分優先・わがまま人生にシフトした福島。

遠い昔に一度は諦めたピアノを本格的に再開し、その2年後には
かねてからの目標だった、Amusというディプロマ試験に合格しました。

その後も練習を重ね、ステージ経験を増やし、ついに今回、さらに上位の
Lmus(Licentiate in Music)に挑むというわけです。
プロとしての演奏家にふさわしい権威あるグレードです。

************

ヨーコさん、説明ありがとう♪

まあ、権威があるかどうかは分かりませんが、要するに
「この演奏にお金払いたいかどうか」というレベルの、パフォーマンス(演奏)能力についての試験ですね。

このディプロマ(学位)は、音大卒業にあたるものと理解していましたが、
実際には音大卒業していてもLmusまで取得している人は、あまりいないことに最近気づきました。
音大卒業生がみんな演奏家になるわけじゃないってことでしょう。

(あとで知ったのですが、PhD=博士号 にあたる学位なんだそうです。びっくり)

気楽に考えていたけど、相当ハイレベルみたい・・・(焦)

もともとお世話になっていたピアノの先生が「ディプロマレベルだと、私には指導できない」と、別の先生を紹介してくれたのは、そういうわけだったのか。。

その紹介された別の先生はまだ若い女性なのですが、ピアノ・デュオを組んで、アメリカやヨーロッパなどに演奏旅行に出かけている現役パフォーマー。
弟子入りするために、オーディションを受けなきゃいけないという、ハードルの高さにビビッたものの、無事オーディション合格したのが去年の4月頃だったでしょうか。

彼女の演奏会にも何度か行きましたが、超絶なテクニックと、観客を揺さぶるサディスティックな演奏。
たしかに「すごい」のですが、なぜだかハートに響いてこないのが、なんとなく気になってました。

その先生からは、主にロシアン・テクニックを教わりました。
こういう弾き方をすると、こういう音になる、というような。いや逆か。
こういう表現を出したいときは、こういう弾き方をすると効果的、というか。

それはそれで大変有用だったのですが、私の根本的な課題はもっと精神的なことだったんです。

高校時代に音大行きを断念しているので、ピアノに対する挫折感、劣等感が強く、自信がないから人前に出ると極端に緊張して、ほんとうに逃げ出してしまいたいくらい緊張して、ボロボロになるのです(^^;)。
(そのくせ、演奏したあとはハッピーエネルギーに満たされるので、また演奏したくなる)

「パフォーマンスに慣れるためには、パフォーマンスを重ねること」

と言われて、コンクールとか、コンサートとかにも出たりしました。

だんだん、あがり加減は落ち着いてきたけど、やっぱり人前に出ると、自分ひとりで弾くようには弾けないのです。
これは先生から習えることではないのだろう、と思ってました。

去年のクリスマスから夏休みにかけて、その先生はヨーロッパ遠征に出かけてしまったので、年明けから音楽学校の夏休みキャンプに参加しました。
ミュージシャンシップに磨きをかける目的だったのですが、そのとき、ピアノのマスターコースで出会ったのが、今のピアノの先生、マークです。

彼に初めて会ったときは目を疑い、「本当にあなたがピアノの先生??」って、つい聞いちゃいました。

チビ・デブ・ハゲのおっちゃん。
クラシックの高貴な雰囲気はまるでなく、下町の和菓子屋さんか、落語家かって感じ。

くりくりした大きな目がまるで少年のようなのに、
おなかがでっぷり出ていて、ピアノの前に座ると、おなかがピアノにくっつきそう。
あのおなかで、ちゃんと演奏できるんかいな?(^^;)。

↓《マークのCD》・・・若いときは、こんなだったのですね(^^;)。
P1080038_markcd.jpg

ところが、、、人は見かけによりません。この先生はすごかった。
いや、すごいというか、私にぴったりの先生だったのです。

音楽に対する造詣と洞察の深さはもちろんのこと、パフォーマンスのコツを裏も表も知り尽くしているし、それを言葉にしたり、ときには模範演奏を聴かせては、私にも分かるように表現してくれます。
単なる表面的なテクニックではなく、内側から出てくるものを音楽として表現し、コントロールできるよう、指導してくれました。

そして、なにより、私の精神的な課題を把握して、潜在意識的、スピリチュアルな面からもサポートしてくれた、唯一の先生といえます。

ブリスベン出身のマークは、地元の公立高校から地元の音大に進んで、ピアノ科を卒業すると奨学生としてロンドンに留学。
以来イギリスでピアニストとして活躍するのですが、一時は演奏活動から離れてヨガのアシュラムに住み込んで修行をします。
その後、心理療法士になる勉強をして、心理カウンセラーとしても活動していたそうです。
音楽の世界に戻ってきてからは、演奏活動のかたわら、オックスフォード大学で音楽の教鞭をとっていました。
そして、4年ほど前に故郷ブリスベンに戻ってきました。

そういう経歴をもつ人なので、精神的な面でのサポートについては得意分野なのですね。

イギリスにいた頃、国際的なピアニスト内田光子さんと懇意になったそうで、日本人特有のメンタリティやカルチャーについてもよくご存知でした。

自己表現しようとすると、「出る杭打たれる」から、「ふつう」でいようとするカルチャーとか。
テクニックや正確性や完璧さばかりが評価されがちで、音楽の本質である音楽性への理解、感性が重視されない音楽教育とか。

「これはミツコが言っていたことだけど、彼女がもしずっと日本にいたら、あんな(すばらしい)ピアニストにはなれなかっただろうって。」

おっしゃる意味、よく分かります(^^;)。

そのうえで、音楽をこころから楽しむことを教えてくれました。

「音楽性というものは、自分の内面から湧いてくるものだから、人に教えられることじゃないんだよ。
 でも、あなたにはその素養がある。
 ひとつヒントをあげると、すぐに自分なりに咀嚼して自分のものにして演奏に取り入れるでしょ。」

と、励ましてくれました。

その他、マーク語録として印象に残っているのは、、、

 「指だけでテクニカルに弾くな、感性で音楽的に弾け」
 「どう表現できるか工夫して実験せよ」
 「ひとつの理想的な演奏を目指すのではなく、いくつものさまざまな表現の可能性を見い出せ」
 「人のためにする演奏は仕事だ。演奏者のエゴは外して、音楽そのものを伝えろ」


ピアノのレッスンというよりも、心理カウンセリングを受けているような場面も多かったです。
いつも核心をつく質問をしてくるので、潜在意識の奥深くまで「魂の答え」を探しにいかなきゃいけないんです。
そうこうしているうちに、涙があふれてきたことも何度かありました。

そういう時間をともに過ごすと、魂の理解者を得たようで、友人として親近感を抱くようになります。
彼は単に仕事をしているだけなのでしょうけど、私にとっては癒しのパートナーのようになっていきました。

だから正直なところ、マークがゲイだと知ったとき、ほっとしたものです(^^;)。


さて、それでは、なぜディプロマ試験なのか?です。

日本ではヤマハのグレード試験なんかが一般的なようですが、オーストラリアにはAMEBという音楽のグレード試験を行う機関があって、ここが市場を寡占している状態です。
イギリスのトリニティ・カレッジや、ニュージーランドのANZCAなどを受ける人もいますが、AMEBが圧倒的に強いといえましょう。

このAMEBのやり方に疑問を持った音楽家&音楽教育家のマシュー・タイソン氏が42年前にタスマニアで立ち上げた音楽学校で、試験部門を併設し、全国&国際的に展開しているのが St Cecilia (セント・シシリア)です。

http://st-cecilia.com.au/


知名度はまだ低いですが、音楽の本質を大切にする教育をしていて、そのコンセプトに賛同した優秀なミュージシャンが集まってくるので、学校も試験機関も急成長を続けています。
試験機関のほうは、オーストラリア国内だけではなく、アジア各国やインド、ヨーロッパまで広がっています。

私が St Cecilia を知ったのは、最初のピアノの先生(カレンのピアノの先生でもある)クリスティーナからで、彼女は「St Ceciliaは評価基準が明確で、私の感性にも一致する」ということで、よく利用していました。

ふつうは試験というと、指定された試験会場に向かい、はじめて入る部屋で、はじめて触るピアノを弾かされ、試験官以外は部屋に入れず、とてもストレスのかかった不自然な状態で演奏しなければなりません。
そして、試験官は怖い顔して座っていて、ミスやダメなところを減点する方式で、採点します。

あまりにも怖くて緊張しすぎて、ふだんはやらない大きなミスをしてしまったために、試験に落ちてしまう場合もあります。
その恐怖体験から、もう二度と音楽はやらない!と、やめてしまう子もいるくらいです。

これじゃあ実力ではないですし、肝っ玉の評価であって、「音楽」の評価ではないんですよね。

そこで、St Cecilia のディレクターであるマシューは、演奏者にとってできるだけ心地のよい環境づくりを用意してあげて、「音楽」の楽しさをそのまま体感できる試験制度をつくろう、と考えたんだと思います。

たとえば、課題曲の選択も相談に乗るし、プログラムに自作の曲を入れてもいい。
生徒が10人集まれば、先生宅に試験官が来てくれるので、弾きなれたピアノで受験できるのもメリットです。

そして、試験官がみんないい人。やさしくてポジティブで、はじまる前はリラックスさせてくれ、終わったあとは励ましてくれます。
ミスから減点するのではなく、音楽性やクリエイティビティ、パフォーマンスを評価してくれます。

本人が望めば、オーディエンスを招いて、コンサート・スタイルの試験にすることもできます。
(というか、そっちのほうがホンモノのパフォーマンスなので、St Cecilia が奨励しているのです。)

ちょっとした疑問にもメールを出すと、すぐにディレクター自らが返信してくれるのも、信頼が置けるところ。

私が3年前に受けた試験も、St Cecilia でしたし、カレン、リサも St Cecilia の試験で育ってきました。

もっとも私はディプロマなんて学位は必要ないですし、音楽やるのにモチベーションも要らないので、試験を受ける必要なんかないのですけど、
せっかくここまでやってきたので、ひとつの区切りとして、自己満足でいいから、リサイタルを兼ねて試験を受けてみようと思ったわけです。

密室で行われる、単なる試験ならやりません。リサイタルで「演奏する」のが目的ですから。
結果はどうあれ、その価値のわかる人(少なくとも試験官)に楽しんでもらえたら、って思ってました。

もちろん、自分のお気に入りのピアノで、自分たちで改装した自宅の音楽スタジオで。
そして、1曲はオリジナル曲を入れて、規定の40〜45分の演奏プログラムを組みました。

P1070883_stcecilia.jpg

ブリスベン地区を担当する試験官さんは二人知っていますが、今回はディレクターのマシューに立ち会ってもらいたくて、図々しくも試験官をこちらから指名!
そしたら、ちゃんとリクエストに応えてくれて、タスマニアから遠路はるばる、我が家までマシューが来てくれたんですよ(^^;)。

そして、オーディエンスも超豪華★
1ヶ月ほど前に、リハーサルを行ったとき、近所の友人にお願いしてオーディエンス役になってもらいました。
そしたら、そのときの参加者が「すごいよかったから」と、友だちや家族に宣伝してくれて、本番の試験リサイタルには、なんと16人ものオーディエンスが集まってくれました。
オーディエンスのなかには、初めてお会いする人たちも半分くらいいましたし、クラシックなんてふだん聴かない人たちもいました。

さて、本番の試験リサイタル。ジョーク交じりの楽しい紹介スピーチで、ラースが幕を開けます。
そして、試験官のマシューが、St Cecilia の考え方を説明してくれました。

いよいよ、私の演奏です。

P1070885_stcecilia.jpg

スカルラッティ、モーツァルトまではけっこう緊張していましたが(心臓がドキドキいってました)、ほぼ予定どおりの出来。ショパン、ラフマニノフになると、緊張もあるものの、心がリラックスして音の波動を楽しみながら弾いてました。
全開したグランドピアノの翼から、音がキラキラ光になって飛んでいくような感覚でした。

大好きな「ラーク(ひばり)」もその世界に浸りきって乗りに乗っていたのですが、途中、突然真っ白になってしまい、即興でごまかす、というハプニングもありました。

最後は、私のオリジナル「ソウル・ヒーリング」。
私の乳がん体験から感情解放のプロセスと、魂の癒しを表現した曲なので、放っておいても入魂してしまいます。

すべて弾きおわると、拍手の嵐。
小さなスタジオが、ひとつになっていました。
オーディエンスのみんなの心がつながって、一緒になって感動しているのを、ハートでキャッチしました。

なかなか鳴り止まない拍手に「すみません、今日はアンコール、ないんです(笑)」と、叫ばなきゃならなかったほどでした。

この瞬間、私の中の何かがシフトしたんですよね。
なにかが。。。

その後、他の子たちの試験が待ち受けていたので、オーディエンスのみなさんには早々に帰ってもらわなければならなかったのですが、
帰り際に涙浮かべてハグしてくれたり、鳥肌が立った〜とか、お花や光が見えたとか、感動した〜、とか、簡潔に感想を聞かせてくれました。

のちに電話やメールで、感想を聞かせてくれた人たちも。
「あなたの演奏とともに、異次元にトランスポートしてしまった」とか「魔法の呪文にかけられたように、とりつかれた」とか「ピアノを弾いているときも、弾いていないときもビューティフル」とか。

音楽のパワーを改めて思い知らされたような気がします。

 音楽とは、、、ひとびとの心に住む神さまに捧げるもの。そして、ひとつになって神聖な宇宙につながるもの。

そんな答えが自分のなかから湧いてきました。

私は特定の宗教も神様も信じていませんが、「神的なもの」の存在を確実に感じました。

 神さまが喜んでいる。
 その喜びに、包まれ、満たされている。
 これが宇宙。これが愛。


ところで、私のピアノの先生、マークも試験リサイタルに同席してくれたのですが、試験が終わったあと、
試験官のマシューと、マークが意気投合してしまって、音楽談義でめっちゃ盛り上がってました。

お互いのことは知らなかったのですが、共通の友人知人(もちろん音楽がらみ)がたくさんいるようで、
音楽的な価値観がすごく似ていたようです。
(オーストラリアの試験制度や音大の教育方針への疑問など)

マークはそもそも試験が大っきらいで、生徒には試験なんか絶対受けさせない主義の先生なのに、私が頑固だから、試験準備を手伝ってくれたわけなんですね。

そのマークが、敵対するはずの「試験官」マシューと意気投合するっていうのは、ちょっと「ありえない展開」だったので、ちょっとした驚きとともに、心が温かくなる思いをしました。

私がピンと来る人を呼び寄せたんだから、波動が合うのも当たり前っていえば当たり前なのかもしれないけど。


試験の結果は、1週間くらいで正式な文書が届くそうですが、まあ、「合格」間違いないでしょう(^^;)。

試験官のマシューがめっちゃ感動して、褒めちぎってましたから。
あんだけ褒めておいて、不合格だったら、グレるぞ(^^;)。

《後日談》
→結果は 「Pass with Honours」でした。
 「敬意をもって、合格」みたいな?
 そんなカテゴリーがあるとは知らなかったので、びっくりでした。
 レポートには褒め言葉しか書いてませんでした(^^;)。


ま、結果はどっちでもいいのですけどね。
宇宙につながる、一期一会の体験をさせてもらったわけですから。


さあ、この体験をどうやってこれからの人生に生かしていくことになるのでしょうか?

とりあえず、これからやりたいこと。

・シューマン ピアノ協奏曲
・ラフマニノフのプレリュード
・チェロとフルートのデュエット
・ピアノ連弾
・作曲
・ピアノ弾き語り
・バッキング(伴奏ファイル)のアレンジ
・合唱
・おうちコンサート


しかし、あと2週間は最優先して、めいっぱい楽しみたいことがあるのでした。

答えは、、、 子犬育て!!

毎日忙しくて、ブログ記事「子犬育て記」の更新がままなりませんが、子犬たちが巣立ったら、まとめて書いてみたくなるだろうと思います。

残り少ないブリーダー生活を楽しみます!


JUGEMテーマ:ピアノ♪



posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 13:33 | comments(0) | - |
ヒーリング音楽【ただ生きている♪】
昨年、京都・東京・沖縄コンサート、そしてデンマークでも演奏した、私のオリジナルソング。

YouTube版が完成しました。

福島麻紀子のオリジナルソング
「ただ生きている」


作詞・作曲・ピアノ・歌・ハーモニー・ドラム・写真撮影、動画制作、、、全部ひとりでやってます♪

 ・・・よく考えてみると、すごいことかも(爆)




*:..。.:*・゜*+:。.。。:+* ☆"~〜


魂が教えてくれた「生きること」が歌になりました。

生きるってことはすべてが貴重な「魂のごちそう」なんだよってことです。

歌詞と音楽に託された魂からのアドバイスを感じ取っていただければ、うれしいです。


 【以下、歌詞を引用します】

*:..。.:*・゜*+:。.。。:+* ☆"~〜

ただ生きている ただ生きている ただ生きている
それだけ

大切にしてたものを 踏みつぶされたとき
それは要らないものを 手放したいとき
踏みつぶした人を 恨むかわりに
ありがとうって言ってみる

怖いものなんて なにもないんだよ
なくして困るものなんて 何もないんだよ
生きてることは ただ喜び
ありがとうって 言ってみる

ただ生きている ただ生きている ただ生きている
それだけ

なくしたものを 惜しむより 今あるものに感謝して
この奇跡のイノチを 生きていこう
すべては私がつくった 理想の世界
望むとおりに  ありのまま

きっとそこには  新しい世界が
目の前に 開けているんだよ
今までよりも もっとすてきな世界への 招待状なんだよ

ここにある現実は 私がつくった物語(ストーリー)
大きな愛に 抱かれている

 泣きなされ
 笑いなされ
 怒りなされ
 怖がりなされ

すべてが すべてが 生きてる証

 喜びなされ
 悲しみなされ
 悩みなされ
 悟りなされ

ひとつ ひとつが 魂のごちそう


ただ生きている ただ生きている ただ生きている

*:..。.:*・゜*+:。.。。:+* ☆"~〜


「人生は喜び!ダイジェスト」【オンライン版】をご覧になると、この歌の波動がより深く感じられるかと思います。


JUGEMテーマ:スピリチュアル

posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 12:40 | comments(0) | - |
音楽コンクール中間報告♪
ただいま Eisteddfod(音楽コンクール)の最中です。
今日が2日目、日曜日まで毎日続きます。

実はいま、めちゃくちゃ疲れているんですが、
今の心境を文章化しておきたくて、書いています。

この音楽コンクール、オーストラリア各地で行われるのですが、
特に、ゴールドコーストとブリスベンはレベルが高いことで有名で、
あちこちから優秀な人たちがエントリーしてくるんだそうです。

そんなことも知らなかった私は、のんきに「コンサート自分で主催するより、コンクールに出ちゃうほうがラクチンだよね」なんて思って、超お気軽にエントリーしたのです。
ピアノの先生にも「楽しいわよ〜」なんて、のせられてね。

ところが、エントリーにするときにひと悶着。
「年齢制限なし」の部門にエントリーしているのに、生年月日の選択肢が1980年くらいで終わってるんです。
とりあえず、一番古い年を選んで、「1964年生まれなんだけど、OPEN AGEなんだからOKですよね」とメモ入れて応募しました。

そしたら主催者のおばさんから電話かかってきて、「あなたは年だからダメ」って言われたんです。
「若い人のためのものだから」って。

 50歳は若くないのかーーーー!!! 
 若い人には将来、夢があるけど、若くない人(=私)には将来、夢がないのかーーーー??!!

という、二重の意味で腹立ちまして、「Why not」と突っ込みました。
去年22歳の知り合いが出場していたという事実に加えて、私は音楽の先生でもなく(アマチュアが対象なので)、高校卒業からずっと弾いてなかったのを2年前にもう一度はじめた「成熟した生徒」にすぎないのだ、と。

さらに、ピアノの先生も加勢してくれて、「年齢制限があるなら、上限を書いておくべきでしょ」と交渉してくれて、なんとか希望した部門すべてに出場できるようになったという経緯があります。
ほんとにありがたいです。

で、調子に乗っていろんな部門にエントリーしてしまったので、開催中の5日間、毎日通っているというわけ。

昨日の初日はいきなりディプロマ部門。
強豪ひしめきあう激戦区で、しかも私の曲は、あえて、あのチャレンジングなシューマン(ソナタ Op.22)。

もう出来上がっていてラクラクきれいに弾けるショパンとか選べば、気軽に賞もとれちゃいそうなのですが、
ピアノの先生がこういうの。

「あなたがショパンを上手に弾けることは分かっているけど、あれはもう完成した曲。今まだ練習中の曲を弾くことで、その曲の完成度を上げることが目的。審査員のレポートがとても役立つから。」

つまり、コンクールは賞をとるために行くんじゃないのよ、勉強のために出るのよってことですね。

たしかにそうだなと思って、あえてシューマンにしたんですけどね。
あの曲、大変なのよね。アクロバットみたいなの。

ほら、フィギュアスケートで「もうすぐトリプル・サルコウです、3回転半ジャンプ、成功率80%、うまく出来るでしょうか?!」みたいな。
ちょうどあんな感じのところが、いくつかあるのです。

がんばって練習しました。

でもねえ、更年期だから、若いときみたいに長時間練習できないんですよ。
ちょっと無理すると、指が炎症起こしたり、足のすねが痛くなったり、腰痛が出たり。
手、指、腕の痛みは、マグネシウム・ローションにだいぶ助けられたけど、
それでも一日2時間も弾いたらもう限界です。

小さい手、短い指で無理やり大きなコードを押さえるのも、物理的な限界があります。

無理のないように、故障しないように、いかに効率的に安全に練習するか?
という問題がとても大きいのです。

若い頃はぶっつづけに5時間弾いたってへいちゃらだったのにね。
そういう意味でも、50歳のほうがハンディキャップ背負ってるんだよ、主催者のおばさん。

で、わたし、いまだかつて音楽コンクールというものに出場したことがないのです。
あ、吹奏楽部のコンクールはあったけど、あれはみんな一緒だからね。

ソロで人前で弾いたことがあるのは、ピアノの発表会と、自前のコンサートくらい。

周りがどれくらいのレベルなのかもまったく知らない。

ま、周りがどれくらいはどうでもよいことではあるのですが、
コンクールとなれば、やっぱりねえ、「最良の結果」を出したいと思いますよねえ。

そこが緊張する原因だったようです。

なんかねー、おなかがゆるいとは思ってたんです。
もう1週間くらい前から。
なんか食べたかな?くらいに思ってたんですけど。

日曜日にイーコンのスタッフ家族に集まってもらって、予行練習をしたんですけど、
そのときもお腹ピーヒャラピーヒャラしてました。

そして、本番前日の火曜日。
起きるやいなや激しい腹痛とともに、トイレ行き。
便座に座りながら
「こんなに緊張するコンクールなんて、もう二度と!やらない!」と誓ってました(^^;)。

既に2キロやせちゃったし、
こんな状態が続いたら病気になるよ、これ。

そんな状況をフェイスブックで吐露したら、お友達のみなさんから暖かい励ましのお言葉をいただいて、だいぶ落ち着いてきました。
Wakoさんが筋反射を利用したヒーリングをオンラインでやってくださったのも、とてもありがたかったです。
(私のなかに怒りがあってブロックしていたんですね、それを「怒っても大丈夫〜」な状態にもっていくことで、エネルギーが流れるようになりました)

水曜日は白いごはんとクレイだけしか口にしませんでした。
おかげで、出演時間の夕方までにはお腹は止まったのですが、やっぱり緊張感は解けません。

会場に到着しそうになったとき、ラースに「このままUターンして家に帰ろう」って言ったら
It's better to be screwed up than not to be screwed at all.
(なにもしないより、大失敗したほうがまし。)
とか言われて、なるほど、たしかにそうだなと思いました。

ま、とにかくここまで来たんだから、出場するだけしよう、と。

自分の出番を待っている間、大きなスモーキークォーツを膝の上に載せて、ネロリのにおいをくんくんかいでました。
フラワーエッセンスなんか、もう3回くらい摂ったけど、手汗握ってるし。
心臓がのどから飛び出しそう。どうしよう。

ようやく自分の出番になり、とりあえず弾きだすと、勝手に指が動いてくれて
なんとかふつうに演奏してました。

おお、いつものように弾けてる・・・

と思ったのも束の間、最後のパッセージで何が狂ったのか、大きなミス!!
クライマックスで、4小節くらい、音はずしっぱなし。
わーお。
もう笑い飛ばすしかないっす。

ま、でもやりました。ちゃんと出場して、それなりに演奏しました。
えらい!よくやった!・・・と自画自賛、ハイになってました。

結果は・・・というと、Very Highly Commended をいただきました。

あんなに派手派手しいミスをしたにも関わらず。
ありがとうございました。

ま、音楽で競争すること自体、その結果にほとんど意味はないし、
たった一人の審査員の好み、趣味ですからね〜。

(今回の審査員さんはミスに厳しいようです。
 比較的かんたんな曲をミスなく卒なく弾いたもの勝ち、って感じでした。
 負け惜しみだけど。笑)

一番うれしかったのは、終わったあとで、一人の老紳士さんが私に声をかけてくれたこと。

「あなたのシューマンはすばらしかった。あの曲はボクがディプロマ試験のときに弾いたとき以来、
 誰かが弾くのを一度も聴いたことがなかったんだよ。よくやったよ」

・・・コンクールには向いていない曲なのね、やっぱり(^^;)。

はじまるまでは、感情のジェットコースター状態だったけど、
終わってみると、気持ちいいんです。
アドレナリンが、幸せホルモンにシフトする、みたいな。

でも、マミィが賞をとるに決まってると思い込んでいたガールズは、
この結果にショックを受けたようで、家に帰るやいなや二人とも練習してました。
わはは、そういう効果があったかーー。

翌日2日目の今日は、朝にリサのフルートソロ、
夕方カレンのピアノソロが入っています。

リサはきのうの夜まで「もう出場キャンセルする」って言っていたのに、私の部門が終わったあとになって「やっぱりやる」と言い出しました。
もうずーっと練習してなかったのに、前夜の10時から練習しはじめて、どーすんだよーーという。
私がピアノ伴奏することになっているんだけど、私だってもうずーっと弾いてないし。

でもまあ、とにかく出場することだけを目標に、がんばってみることにして、ベッドに入りました。

が・・・寝られない。もう目がギンギンに冴えて、全然眠れないのです。
アドレナリン、まだ沸騰し続けてます。
朝まで一睡もできませんでした。

そして、リサのフルートソロ。
伴奏するだけなのに、なぜこんなに緊張するーーー??
私のピアノ伴奏はメタメタになったのに、リサはベスト・パフォーマンス。
彼女は不思議と本番に強いんだよね。

全然練習してなかっただけあって、もちろん入賞はしなかったけど
Highly Commended をいただきました。

だいたい、エントリーしていた子どもたち13人のうち、半分以上の7人がキャンセルしたわけだから、
「出た」っていうだけで、すごいことだと思います。

本人も終わったあとはいつになく饒舌で、やっぱりアドレナリン→幸せホルモンへのシフトが起きたんでしょうか?
ハッピーそうでした。

今夜はカレンのピアノソロがあるんですが、それまでちょっと休憩。
寝ないと持たないっすね。

これから昼寝します。

というわけで、コンクール中間報告でした!

応援してくださっているみなさん、ありがとうございます☆

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posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 13:28 | comments(0) | - |
目標に向かって努力するのが人生…ですか??
フルート

音楽の楽しさに目覚めて、毎日ハッピーな福島麻紀子です(^^;)。

ようやくシンプルに音と響きを楽しむ、という境地がわかってきた気がします。
もうピアノ弾いたり、フルート吹いてるだけで、とっても幸せなのです。
さらに、みんなで合奏すると、もう最高に充実して、魂がきゃぴきゃぴ喜んでます(^^;)。

その違いは何か?というと・・・

以前は、自分が出す音を、そのまま自己評価に直結してしまっていたのです。

たとえば「ピアノが上手に弾ける=エライ自分」 「ピアノへたくそ=ダメな自分」 というように。

おおげさにいえば、人間としての存在価値という根底のところまで評価してしまうので、自分のなかで、ミスが許せないのです。

「間違えないように」とか「カンペキに演奏しよう」とかいうことに神経をつかい、
そうやって緊張するから余計にミスを誘発し、そして自己嫌悪に陥る、というパターンだったわけです。

「人間としての存在価値」そのものに意味がないってことは、頭では知っているんです。

すべての魂は平等に価値あるものであって、ちっぽけな存在であると同時に貴重な存在でもある、ってこと。

でも、音楽のこととなると、どーしても自己評価に結び付けてしまい、強烈な自己否定に走ってしまうという、まるで思春期のような心理状態。
高校時代から、ぜんぜん成長してへんわ(^^;)。

挫折して傷ついたインナーチャイルドのまんま、そこから失敗奪回、仇をとるように無茶な練習をしてなんとか合格した「Associate Diploma」でした。

その後、あえてやさしい曲をキレイな音で弾く練習をしたり、好きな曲の響きを聴いて味わったり、仲間と一緒に合奏したり、コンサートに出演したりするうちに、音楽の楽しみが、自己評価から切り離されて独立し、心を満たしてくれるようになりました。

今、ほんとにし・あ・わ・せ・・・

なのですが、ひとつだけ問題というか葛藤があります。

もうすぐ娘たちの音楽のグレード試験なんです。

カレンはピアノの試験、リサはフルートの試験に挑戦します。

カレンのピアノは先生のおかげでしっかり準備できているので心配ないのですが、
リサのフルートが・・・あうあう(^^;)。

トロフィー欲しさに、自分からやるって言い出したことなんだけどね。

チャレンジングなグレードを選んでしまったのと、フルートの試験でどれくらいのレベルが要求されるのかが分からないので、母は心配なのです。

リサぴょんは赤ちゃんの頃から、ゴーイング・マイ・ウェイな性格でしたから、決して親の言うことなど聞きません。
練習する気がしない日は、親がなだめてもすかしても、練習しません。

さらに、「ここが違ってるよ」って指摘すると、「そんなことない、私は正しく吹いている」と主張します。
「間違いが分からないってことは、耳が悪いの?」と鎌かければ、「そんなの試験官は気づかない」と主張を変えます(^^;)。
(わかっとるんやんかー)

いやあ、めっちゃ苛立つんですわ〜〜〜

練習したくない理由を聞いたら、こう来ました。

「練習すると、必ずここが違う、ここはこうじゃないとか言われるでしょ。
 私はもうカンペキなのに、そう言われるから、ダメなんじゃないかと自信を失うだけなのよ」

ここで、ブッチーーーー!!と切れたワタクシ、怒涛の説教が噴出(^^;)。

・今はダメでも向上したいと思って練習するから向上するんじゃないか。
・いつでもさらに向上することはできる。より高い目標を目指して、がんばって努力するのだ。
・音楽に限らず、目標に向かって努力していくのが人生ってもんだろ。

ここまで情動に任せて演説をぶったものの、「あれ?」と頭に疑問符が3つくらい飛び交いました。

「目標に向かって努力していくのが人生」・・・ですか???

これ、私が古くから抱えている信念だったのですね。

たしかに、目標に向かって努力していき、達成したときの充実感、喜びというのは、ひとつの人生の醍醐味と言えますが、人生それだけじゃないよね。

達成できない体験だって、諦める体験だって、努力ナシのぐーたら人生だって、魂的には立派に意味があります。

リサのように、「誰がなんと言おうが、私はすばらしい!」という根拠のない自信があるっていうのも、ひとつの才能かもしれません。
(たしかに、彼女は本番でアガルということがない)

私にとって練習が楽しいのは、練習すればうまくなれるから、っていうのもあるけど、今はもっと単純に「音に癒されるから」っていうのが大きい。
その喜びが感じられないのなら、無理に練習する必要なんてないのかもしれないなあ。

今度の試験で合格しなかったとしても、一生に一度くらい試験に落ちる経験があってもいいじゃないですか。
フルートの試験に落ちたからって、どうってことはないでしょ。
これまで練習してきたことで、たしかに上達したし、リサなりにがんばってきたんだし。

それよりも、この一瞬一瞬の感情体験が魂にとっては大切なんでしょうね。

少なくとも、私にとっては感情旋風のなか、古い信念に気づくキッカケを与えてもらったので、ありがたかったと思ってます。

あと2週間、好きにしなはれ。
母は結果がどうなろうとも、見守っているよ・・・

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posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 12:14 | comments(4) | - |
ピアノ試験合格☆で、次は?
ピアノ試験プログラム

日曜日は、ピアノのディプロマ試験でした。

正確には、St Cecilia Music School の Associate Diploma という民間資格です。

試験にチャレンジしてみようかと考えはじめたのは昨年末、いよいよGO!と決意したのが3月。
かれこれ半年くらい、この試験に向けて準備してきたと言ってもいいでしょう。

その間には、四十肩になったり、ホルモン療法のせいで関節が痛くなったり、リンパ節を除去したせいで腕にコーディング症状が出たり、練習しすぎで腱鞘炎になったり、小指先が痛くて弾けなくなったり、まあ、ありとあらゆる「言い訳」を創りあげました(^^;)。

そのおかげで、イメージ・トレーニングを探求することになったり、さまざまな気づきに出会ったり、また音楽に癒されたりしてきました。

この旅を通してずいぶん成長したと思うし、また楽しんできたなと思います。

だから、まあ、結果はどっちでもよかったんですが、心の底では「合格するに決まっている」と確信していました(^^;)。

それでも当日の朝はちゃーんと緊張しました。

家を出る前にヨガの呼吸法をしたら落ち着きましたが、やっぱり待合室では緊張が戻ってきます。

自分で調合したFeelFreeフラワーエッセンスを何度も何度もテケテケ滴下してました。

(グラウンディング系のエッセンスを使うと、「あがり」はおさまるのですが、すべてがトーンダウンしてしまって、せっかくの本番!という抑揚感まで消えてしまうんです。なので、今回はあえてグラウンディング系ではなく、今の自分に必要なエッセンスをコトコちゃんカードをつかって選びました。)

おかげで、いつもの自分らしく演奏できたと思います。

・チェルニーはいつもよりもキレイに弾けて、満足。
・ベートーベンの悲愴は、ちょっとミスタッチしたけど、まあまあ。
・一番得意なショパン、調子よく弾いていたものの、途中迷子になり、なんとか誤魔化す(^^;)。
・グレインジャーのカントリー・デリーは、ほとんど完璧。

私的には、90点くらいの出来でした。

試験後、しばらく待っていたら試験官さんがレポートをもって現れ、合格したことを告げられました。

ついでに、彼のレポートも読んでもらいました。
(このレポートは本部に送られるけど、本人には送られないので、聞きたければ今、読み上げるけど?とのことで)

「批判的なことしか書いてないけど、そういうものだから気を悪くしないでね」といった言い訳のあと、彼の批評を聞きました。

そのうち、ほとんどが「そんなん、個人的な趣味の問題だし、今すぐにでも変えられるけど?」という内容ばかりだったんですが、
ひとつだけ、「う・・・」と 《聞き捨てならない》《痛いとこ突かれた》キーワードがありました。

それは、「女性性」

男性的な部分はよく弾けているんだけど、女性的な部分で、そのフェミニンさが足りない、という。

ああ。。また来たか、このテーマ。

 うおおおお〜〜〜〜〜

と狼のように雄たけびをあげたくなる私。やっぱり女性性不足…(^^;)


家に帰ってきてから、試験曲をもう一度弾いていたら、なんかムカムカしてきて。

怒ってるんです、わたし。めっちゃ怒ってる。

なんでなんだか、なにに対してなんだか、わからないけど、心の奥のほうで怒ってる。

そして、なにやら野望のようなエネルギーが湧いてくるのです。

また試験を受けたいとか、コンクールに出たいとか、そういう具体的なことではなくて。
ただ「もっとうまくなりたい!」という向上心?それとも「拍手してほしい」という評価願望なのかな?

なんなんだろう?これは。

まあ、怒りもエネルギーですから、これを昇華させることで、また「次」につながっていくのでしょうね。


遠くから近くから、サポートしてくれたみなさん、ありがとうございました。
ピアノとともに歩く音楽の旅、まだまだ続きそうですが、これからもよろしくお願いします♪



ところで、試験のために調合したフラワーエッセンス、こんなんでした。

ファイアオーキッド(未知への不安・恐怖に。女性性を認める)
プルメリア(男女性のバランス)
ゼラニウム(女性性、母性)
リンクル・ブルーベル(生まれ変わり。死は魂のリセット)
ファイアルート(自己主張。怒りを昇華)

カードを引いたときは「どうしてこんなのが出てくるんだろう?」と思ったりしましたが、
振り返ってみると、なんと見事なブレンド・チョイスだったことか。

試験のための、というより、試験後のためのブレンドだったのかも。
コトコちゃん、さすがです(^^;)


ちなみに、半年前からピアノをはじめた娘のカレンも Beginner Grade と Junior Grade の試験を受けたんですが、
私とちがって、らくらく合格して素直にハッピーそう。

「なんでマミィは合格したのに怒ってるの?」と、大変難しい質問を受け、答えられませんでした(^^;)。


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posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 09:41 | comments(0) | - |
イーコン・ファミリー・コンサート
ファミリーコンサート

日曜日、我が家でイーコン・ファミリー・コンサートを開きました。

イーコン・スタッフとその家族が参加する、うちわの音楽会。
これで二回目です。

参加者10名のうち、パフォーマーが7名という。
イーコンって、実はミュージカルな会社だったのですね♪
プログラム
誰がどんな楽器でどんな曲を演奏したのかは、右プログラムでご覧ください。
(クリックすると大きく表示されます)
けっこうバリエーションに富んでます。

1年前と比べると、みんな上達してましたわ〜。
失敗も笑いもなんでもありで、とっても楽しかったです。


もともと、この企画を思いついたのは、私の個人的な事情でして(^^;)。
1ヵ月後に迫ったピアノのディプロマ試験のリハーサルとして利用させてもらおうと企んでいたわけなんです。

試験曲はもういちおう弾けてはいるのですが、あとはプレッシャーにどう向き合うか?という精神的な練習をしておきたくて。

案の定、最初はどぎまぎしましたが、それでも去年よりはだいぶ落ち着いてました。
曲が進むにつれて、エゴからくる緊張が解けて、曲の世界に入り込むことができました。
最後の2曲はかなり気持ちよく弾けて、自己満足。

マイクロフォンも2つ用意してステレオ録音したのですが、これがあとから聴くとなかなかすばらしい音で。
ピアノって弦楽器だったんだなあ、と感動するような振動音。

自分の演奏を聞いて、涙が出てきたほどです(^^;)。

で、ふと気づいたら、腕の痛みが消えているんです。

練習しすぎの腱鞘炎だったのに、あれ?って感じ。

精神的なものだったんですね。

考えてみると、「腕が痛いから練習できない」=「試験失敗したときのための言い訳」がもう必要なくなったということかな。

みんなに聴いてもらって、自信がついたみたいです。
どうもありがとう!

録音したデータ、ただいま編集中です。
うまくいったらE-ConceptionのフェイスブックにUPしますね。


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JUGEMテーマ:ピアノ♪
posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 10:16 | comments(0) | - |
ピアノコンサートの動画《ダイジェスト版》
ピアノコンサートのダイジェスト版です。onpu03

笑いと感動の81分を4分間に凝縮しました。




乳がん騒動でご心配おかけしたみなさん、
もうこ〜んなに元気になってます。

調子に乗って、今月末にもコンサートやります。
(って、子どものピアノの発表会に乱入するだけ・・・)

ショパン・メドレー(オリジナル)と、ベートーベンのソナタ《悲愴》に挑戦します☆


いつも応援してくださって、ありがとうございます。

JUGEMテーマ:ピアノ♪


posted by: 福島麻紀子 | ピアノ | 09:00 | comments(0) | - |