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エミレーツ航空&ドバイ空港 辛口レビュー
今日の投稿は、愚痴大会、超ネガティブです〜〜!!

ぜんぜん「ハッピー・メッセージ」ではありません!
ポジティブ志向の方は読まないでね

 人生、ポジ・ネガ両方必要、大切なのはバランスよ〜〜!

 とか

 ネガには学びのヒントがいっぱいなのさ。

 とか

 正直いって、ネガティブ話のほうが面白いのよね。

 とか、

 ポジでもネガでもどっちでもええわい、早よう言いたいこと言えっ!!

という方は、先に進んでください(笑)。

***********

お義父さん危篤→お葬式に際して、急遽オーストラリアからデンマークに飛び、
また帰りはホリデーシーズンのため空席がなくて、
乗り換え2回、30時間かけて帰ってきた私たち夫婦の実体験による、率直な航空会社レビューです。

最悪でした!!! 

エミレーツ航空!!!

ドバイ空港!!!


★いっこもあげないよ。


横柄で失礼きわまりない対応、意味のわからない事実にびっくり&閉口することが何度もありました。

flying-people-sitting-public-transportation.jpg
(画像はイメージです)

びっくり その1)

ブリスベンからドバイ行きエミレーツ航空の機内に乗り込むとき、ラースが頭というか右耳あたりを強打しました。

本人も何が起きたのかよく分かっていないのですが、棚の扉が開いていて、そこに激突してしまったようです。
ほとんど意識を失いそうだったけど、なんとか着席させました。

とにかく早く冷やしたほうがいいと思って、CA(キャビン・アテンダント)を呼び、事情を話して「コールドパックかなにか冷やせるものを持ってきてください」とお願いしたら、

「ありません!!」って即答、断言。

ありませんって、あんた・・・


びっくり その2)

それから15分くらいして、別のCAが来た。

大きなビニール袋のなかに氷をどっさり入れて。

お手拭用のタオルもくれたので、タオルに氷をくるんで患部にあてろ、ってこと?

大量の氷にはびっくりしたけど、まあ、それしか代替が思い浮かばなかったのでしょう。

努力は認めますが・・・

それにしても遅いんだよね。
打ちみは、打った直後に冷やさないと・・・


びっくり その3)

この便を予約したのはその当日で、飛行機はほぼ満席だったから、通路側の席はとれず、ラースは窓側の席に座ってました。

この耳強打事故により、内耳の三半規管が狂ったようで、座ってからも、めまい、頭痛、吐き気が続いていたので、
すぐにトイレに駆け込めるよう、通路側の席に移動できないかと回りを観察していたら・・・

私たちのすぐ目の前の列、3席続きのところ、窓側に女の子が座っているだけで、2席空いているではないか?!

CAに「前の通路側の席に移動していいか?」と聞いたらOKと返事されたので、ラースだけ移動した。

すると、別のCAがやってきて、「お客さん、あなたはここに座れないんです」
元の席に戻れという。
ラースはもう痛みとめまいと吐き気でヘロヘロになっていて、言い返すこともできない。

それで私がまたCAを呼んで、事情を説明して、ラースだけでいいから離れてもいいから どこか通路側の席に移動させてくれ、と依頼。

そしたら、「ちょっと待って」としばらく調整していたようだが、別の通路側の席に移してくれた。

それはよかったんだけど、いや、ちょっと待てよ。

さっきラースが座っちゃいけないといわれた通路側の席に、女性客が座っているではないか?
なぜ?なぜだ?!

その理由に、ぶっとんだ!!

その窓側に座っている女の子は未成年で一人旅しているため、
その横に男性を座らせてはいけない、という航空会社のルールがあるんだと。

間に1席空いていても。
女性ならいいんだって。

つまり、これってラースを痴漢扱いしているわけだよね!

男は狼なのよ♪ ってか?

その女性がレズビアンだったら、どうなんだろうね?!

イスラム教の国の航空会社だからなのかな?
ともかく、意味がよくわからない、性差別。


びっくり その4)

ラースが移動したので、私の隣の窓側の席が空いた。
反対側(通路側)の隣には別の女性客が座っていたので、
元ラースの席に移ろうかなと思っていた。

そこにワゴン車の機内サービスが来たので、りんごジュースを頼んだ。
一時的にラースの席の折りたたみ式テーブルを開いて置いたら、その瞬間、
ササーーッと りんごジュースが入ったコップが手前へと滑り落ち、
椅子にあたって、びっしょりになった。

ワゴン車はまだそこにいたので、CAに
「すみません、タオルか何か、ないですか?コップが滑り落ちて椅子がぬれちゃったので、拭きたいんですが」
と言ったら、

「タオルなんてない。拭くものなんて、ない」 と即答・断言。

耳を疑った。

「え?でも、ナプキンとか、ティッシュとか、なんかあるでしょ?」って言ったら

「もうジュースは椅子のクッションに染み込まれているから、いまさら拭いたって意味ない」

居直りか?
よほどタオルなりを取りに行くのが面倒くさかったんかね?

そんなやりとりをグズグズしている間に、本当にジュースはクッションに染み込まれて、
椅子は冷たく濡れて、移動できなくなってしまいました、とさ。


びっくり その5)

その滑り落ちたりんごジュースですが、テーブルがね、平行になっていなくて、手前に傾いていたのですよ。
さらに、その椅子はリクライニング機能も壊れていて、後ろに倒しても元に戻ってしまう不良品だったのです。

エミレーツって見た目は高級そうにデザインしてあるけど、そういう基本が機能しないんじゃ意味ないよね。

で、そういうこともCAに報告したけど、「ふふーーん」って態度だった。
メモしておいて次回修理してもらおうとか、そういう意図はまったくないようだ。

あの席は一生壊れたままなのだろう。

people-sign-traveling-blur.jpg
(画像はイメージです)

びっくり その6)

帰国便でドバイ空港乗換え時のこと。
乗り継ぎ便であっても、もう一度セキュリティ(手荷物検査)を通ります。

それはいいのですが、セキュリティで荷物を預けてX線検査を受けたとき、
私のポシェットから搭乗券が落ちて、ベルトコンベアに引っかかっているのが見えました。

係員に「ちょっと、そこに私の搭乗券が引っかかっちゃってる!」って言ったら、
コンベアの流れを止めてくれたんだけど、
その拍子に航空券が下に落ちちゃって、拾えないらしいのです。

その係員に「もう一度、外に出て、エミレーツ航空のカウンターに行って搭乗券を再発行してもらってこい」と言われました。
ラースはそのままそこで待ってろ、と。

そこで、私一人で走っていって、エミレーツ航空のカウンターを見つけたのですが、長蛇の列なのです。
それも、すんごくトロくて、ぜんぜん進まない。

乗り換え時間はあと1時間だし、ラースはセキュリティのところで待ってるし、焦ります。

そこに、エミレーツ航空の制服着た女性が来たので、相談しようと思って声をかけ事情を説明しました。

そしたら、つっけんどんに搭乗券をつき返して、 「Wait here」 (ここで待ってろ) だって。

こんな行列で待ってたら飛行機乗り遅れるわ!と思って、隣の「ビジネスクラス」って書いてあるカウンターに移動。

カウンター前では1グループ待っていたけど、そこで対応している係りのおばさんに、事情説明しました。

そしたら、またもや、つっけんどんに 「Wait here」 (ここで待ってろ) 

(この人たち、これ以外の英語知らんのかね? 少なくとも、Please つけろよ!)

カウンター前で待っていたグループさんたちが終了して、ようやく私の番だわ!と、カウンターに近づくと。

なんと、その係りのおばさん、しれ〜〜〜〜っと、カウンターを離れて出て行ったんです。
そして、私の後ろのほうにやってきた、おじさんたちと会話しはじめました。

「少々お待ちください」ともなんとも言わず。
私の目を避けるように、無言で しれ〜〜〜っとね。
事情知ってるくせに、ですよ。

もうブチ切れ寸前で、その隣の「ファーストクラス」って書いてあるカウンターに並びました。
前に1グループ対応中だったけど。

そしたら、さっき、しれ〜〜〜〜っとカウンターから出て行ったおばちゃんが戻ってきて、
「あんた、こっちこい」と手招きする。

そこでようやく搭乗券を再発行してくれました。

ここまで、ざっと30分。

セキュリティで紛失させられた搭乗券を再発行してもらうのに、この対応ってアリ〜〜〜〜〜?!


びっくり その7)

私がカウンターで苛立っている頃、ラースはセキュリティの出口で、私が戻ってくるのを待っていました。

そしたら、警官が近寄ってきて「あんた、ここで何しとる?」と尋問してきたそう。

「妻が戻ってくるのを待っているんですけど」と答えると

「ここに立っていてはダメだ。」

「でも、セキュリティの人にここで待ってろと言われたんだけど」

「パスポートを見せろ!」と怖い顔。

「妻が搭乗券再発行してもらうためにボクのパスポートも持っていっちゃったから、ない」

と返事すると、「なに〜〜〜、この〜〜〜〜」という威圧感。

そのタイミングで、その警官の携帯電話に電話がかかってきたので、ラースはイノチ拾いした、という。

「言いがかりつけられて逮捕でもされそうな勢いだった」そう。

お気の毒なラースちゃんでした。

***** その後、こんなニュースを見ました!*****

エミレーツ航空でロンドンからドバイに到着した子連れの女性が、エミレーツ機内で無料でもらったワインを1杯飲んでいたことから入国審査時に身柄拘束され、暑くて臭い牢獄に3日間、4歳の子どもと一緒に閉じ込められ(床でトイレさせられるし、大使館にも弁護士にも連絡とらせてもらえず)、今もパスポートを没収されたままドバイに軟禁させられている・・・という実話。

あの不快な直感、やっぱり当たってたんだ・・・。
なんという・・・(唖然)

アルコールが違法なのは、その国の法律だからいいんですけどね。(私も飲まないし)
ワケわからないのは、入国前のゾーンは国際法が適用されるはずなのに、トランジット・エリアも自国のルールを勝手に適用していること。
しかも、自国の航空会社内でアルコール提供しているんですよね。到着したら有罪になること分かっているのに。

そして、入国審査官、警察官の態度がひどい。『三権分立していない国』の理不尽さを如実にあらわしている事件だと思います。

要注意!! エミレーツ航空に乗ったらアルコール飲んじゃダメ!!!

ってか、私はもう一生、エミレーツには乗りません!
ドバイにも行きません!!


びっくり その8)

ドバイ空港で乗り換えるべき便に搭乗しようと、搭乗ゲートで搭乗券の半券を切ってもらい中に入ったら・・・

そこには10名ほどのセキュリティ(荷物検査)員がテーブル並べて待っていて、搭乗客全員の機内持ち込み荷物を改めてチェックしていました。

とにかくターゲットは水。

みんなふつう、セキュリティ(X線での荷物検査)を通過してから空港内でウォーターボトル買いますよね。
機内に持ち込んで飲めるように、と。

みなさん、そうしていたんです。ほとんどの人がウォーターボトル持っていました。

それを片っ端から取り上げるんですよ。

「今ここで飲んでもいいですよ」っていうけどさ、
私なんか1.5Lのウォーターボトル買い込んでいたから、いっき飲みするのも大変で。

搭乗ゲートくぐったあとで水を没収されるとは、誰が予想しただろうか??

ま、この国(空港?)のルールなんだろうから、しょうがないけど。


********

以上、実際に体験した「びっくり事件」を描写してみました。

これらの出来事、今になって冷静な気持ちで振り返ってみても、どうにも理不尽に感じるのですが、
この違和感と不快感、文章ではきっと伝わりにくいでしょうね。

要するに私の主張は「困っているのに、親身になってサポートしてくれなかった」ってことなんですが、これって主観的、感情的なものなんですよね。

そう感じてしまう主な原因は、笑顔(スマイル)がないこと、だったのでは?と思います。

もしかしたら、アラブ圏の文化風習なのかもしれないけれど・・・

不機嫌そうなムッツリ顔で、アイ・コンタクトをしない。
動きもスローモーションでドンくさい。

お客さんを助けてあげよう、喜んでもらおう、なんて気もサラサラないのでは?
というより、「サービス業」だと認識していないのかな?

もしかして、心の底で、アラブ人以外への差別意識とか、ない?
勘違いかもしれないけど、そんな気配もちょっと感じちゃった。

「おもてなし」の「お」の字もなく、
それどころか、間が悪ければ 罪人扱いされかねない。

そんな居心地の悪さです。。。


最初は個人差(たまたま当たった人がよくなかっただけ)かなと思ったけれど、
これだけ何度もイヤな思いをすると、ただの偶然じゃないと思わずにいられません。

見た目は豪華でフラッシーなのですけどね。
ドバイ空港の通路には約5メートルごとに時計が突き出していて、大きく「ROLEX」と書いてあるし。
いかにもオイルマネーにあふれてます!っていうギラギラ感満載なのですけどね。

私のテイストには全然合わない。

富しか自慢するものがないんだろうか。

精神性が低いんだなあって思った。


もっとも、私たちの状況が状況だけに、身心ともに疲れていたから、苛立ち倍増したっていうのもあると思います。

今回はたまたまラースが耳を強打したり、搭乗券なくしたりと、事件があったから、いろいろ見えちゃったけど、
なにごとも事件がなければ、心地よく機嫌よく利用できたのかもしれません。

それに、よく考えてみると、ドバイ空港と、エミレーツ航空では人のタイプが違っていたんじゃないかと思います。

ドバイ空港は、アラブ首長国連邦内なので、人口の13%しか占めないアラブ人を優遇して空港職員として雇っていると思われます。そういえば、ほとんどの女性がアバヤ?(黒い布で全身をおおう民族衣装)などを着ていましたね。空港職員さんも、エミレーツ航空カウンターのスタッフも。

一方、エミレーツ航空のCAは多国籍で、各国からリクルートしているようでした。アバヤを着ている人はいません、全員制服です。CA同士の会話から確認できただけでも、セルビア人、チャイニーズがいました。
機内放送でも「今日のフライトでは15ヶ国語を話します」なんて英語で説明してました。(英語通じれば十分なんですけど)

なので、CAの文化背景はさまざまで、顧客サービスの常識みたいなものがそれぞれ違うのかもしれないな、とも思います。
そういえば、機内でびっくりするような対応をした人は、ほとんどがアラブ系の男性CAでした。

「おもてなし」「顧客サービス」の精神って、生まれ育った環境の影響が大きいから、社内教育でどうにかなるものではないのかもしれないですね。


エミレーツ航空の名誉のために付け加えておきますが、いいところもありました。

たしかにエアバスA380はエコノミー席でもスペースに余裕があって座り心地はよかったし、ふつうに気のきくCAさんもいました。

機内食はおいしいとは決して言えませんが、エンタメの選択肢は幅広く退屈しませんでした。

だけど、やっぱり、
オーストラリアに入国したあとの、ほっとした感、フレンドリー感は、半端なかったです(笑)。

パース空港に到着したら、プラスティック製のカラフルなデコレーションが天井から吊る下がっていて。
そのチープさに、「ああ、オーストラリアだ〜〜〜」と安堵感が広がりました。

やっぱりオーストラリアが好き。


JUGEMテーマ:日記・一般


posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 19:58 | comments(2) | - |
大晦日リバークルーズ乗船記
明けましておめでとうございます。

年末年始、みなさん、どのようにお過ごしですか?

私はただいま真夏のレッドランドベイにおります。

レッドランドベイというのは、オーストラリアの東海岸、ブリスベンとゴールドコーストの間くらいでして、どちらに出るにも1時間弱、静かなわりに便利なところです。

大晦日にはブリスベン川で花火が打ち上げられます。

でも、シドニーからレッドランドベイに引っ越してきて16年にもなるのに、一度も見に行ったことがありませんでした。

理由としては、
・シティに出て行くのが面倒くさい、
・シティの交通事情がよくわからない(花火のため道路が閉鎖されたりする)
・ストーム(夕立)に見舞われることもあるので、リスキー
・人ごみが好きじゃないし、場所とりで待つのがイヤ
・シドニーハーバーの豪勢な花火を8年間見てきたので、あれよりすごいワケがない・・・(スポンサー額の規模が違う)

などなど、いろいろとありますが、なんといっても、

大晦日な気分がしない!!→ 花火なんて、どーでもいい!!

ってことだと思います。

日本を離れて今年で24年になりますが、

「大晦日はさ、やっぱりこう、寒くてさ、こたつでぬくぬくしながら除夜の鐘がゴーンとなるもんだよ」・・・

という日本人のDNAに刻み込まれた「年越し」というものが、
どーしてもこの真夏のオーストラリアでは実感できないのです!!(当たり前だ!!!)


今年は、双子ガールズは日本留学中。年末年始も日本で過ごします。
よって、夫のラースと二人きり。
(ラースもデンマーク人だから、私たち、オーストラリアにはファミリーがいないのです・・・)

イーコンの福袋を準備する以外、することがありません!!
(ところで、福袋、見ました? イーコンのショッピングサイトに出てますよ)

クリスマスも、二人きり。めちゃ静かでした。

そういうわけで、たまにはなにか、ぜんぜん違うこと、やってみよかーー?!

という思いつきで、大晦日のブリスベン・リバー・クルーズに乗ってみることにしました。

川から打ち上げられる花火を確実に見るには、ボートに乗るのが一番だよね?!ってことで。


桟橋にやってきたのは小さめのボート。夜8時出発。

rivercruise.jpg

この小さなボートに300人近く詰め込まれるんです。
ラッシュアワーのピークをちょっと外した、山の手線並みの混み具合!

オーストラリアにいて、この人口密度の高さを経験することは、ふつう、ありません。
お客さんが全員乗船して出発するとき、私もう息苦しくて、「ちょっと待ったーー!」っと飛び降りてしまいそうだった。

そして、この船、1階の前のほうはディスコになっていて、出発するやいなや、大音量でダンス・ミュージックがかかります。
そんな中、ビールっ腹のおじさんも、巨体のねーさんも、狭いところでガンガン踊ります。
低音の爆音と、みんなのドンドンという足踏み振動がおなかに響いて、気持ち悪くなりました。

1階の後ろ側は、アルコール・カウンターになっていて、ビールとワイン飲み放題。
のんべえさんたちがキャーキャーワイワイ大騒ぎ。

このどんちゃん騒ぎの騒音に耐え切れず、カバンのなかに耳栓を探したのですが(いつも常備しているのに)、ない?!
あわててティッシュで耳栓したけど、効き目なし。
リバークルーズに乗ったこと、後悔しました(涙)。

2階に避難すると、少しはマシでした。
座れる場所も端っこに見つかったし、騒音は何デシベルか下がりました。

でも、夜景はきれい。気温は高かったけど、川をそよぐ夜風にあたると気持ちいい。

P1120895_hanabi.jpg


ブリスベン川にかかる、さまざまな橋の下をくぐり、花火観人気スポット、サウスバンク。
花火を待つ人たちで、いっぱいです。

P1120932_hanabi.jpg

ときどき、不思議なボートを見かけます。
暗くて人が乗っていないようなのですが、まるで死体袋?が積み重なったような。
いや、これは難民船(ボートピープル)ではないか??

P1120922_hanabi.jpg

じっくり観察して気づきました。
これは花火を載せた火薬ボート。
こんなのが、何隻も川に浮かんでいるんです。
すんごい量の火薬なんですね。
人は載っていないので、リモコン制御なんでしょう。

花火は8時半に一度。先におねんねするお子さま用。
そして、ホンモノは12時のカウントダウンとともにスタートします。

P1120933_hanabi.jpg

グリーン&オレンジの光は、橋です。
ブリスベン川に浮かんだ、花火ボートからあがる花火がよく見えます。

12時の花火があがっている最中、クルーズのお客さんたち、なぜか「ハッピーバースデー・トゥーユー♪」の歌をみんなで絶唱してました。

たまたま誰かの誕生日なのかな?と思ったら

「Happy Birthday Dear 2018」 だって(笑)


P1120940_hanabi.jpg

花火が終わると、Happy New Year!!!!!

と、そこらじゅうでキスしたりハグしたり。

とにかく、飲んで暴れて叫んで騒いで・・・

これが、この国の新年の迎え方なのですね。

除夜の鐘がおごそかにゴーンと響く日本の年末年始とは全然ちがい・・・
正直、疲れました。ハイ。

でも、文化の違いを観察するのも面白いものです。
何事もやってみなきゃ分からないことがある。
花火観、穴場ポイントも分かったし!

大晦日リバークルーズ、乗ってみてよかった。

でも、もう二度と乗らない(笑)

もしももしも、、、

どうしても乗るとしたら、耳栓は絶対に忘れない!!!

JUGEMテーマ:日記・一般



posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 18:50 | comments(0) | - |
『二重生活』の哲学的考察?!
オーストラリアには、年に一度、Japan Film Festival(日本映画祭) という催しがあります。

日本の文化をオーストラリア人にも知ってもらおうという意図なんでしょうね、いろいろな邦画を各都市で上映してくれます。
ブリスベンでは、先週金曜日から日曜日まで。

毎年、話には聞くんだけど、さほど邦画ファンでもない私は、今まで観にいったことありませんでした。

今回はガールズが高校の日本語の先生に教えてもらってきたので、行ってみるか・・・と、まずはどんな映画が上映されるのか調べてみました。

どれも「まあ観たら面白いだろうけど、どっちでもいっか」てな感じなのですが、
どーにも気になったのが、これ。

『二重生活』


哲学専攻の大学院生女子、珠(たま)ちゃんが主人公。対象を尾行することで、その人の生活を観察し、人間という実存について哲学的に考察して論文に書き上げる、という。昨年の作品みたいですね。

日本の俳優さん、女優さんって、ほんとにもう全然知らないのですが、「ドキュメンタリーを得意とする監督」には惹かれました。


わたし、こう見えて、大学で哲学を専攻したんですね。

その理由は、この映画の主人公、タマちゃんと同じ。

 人間って、なぜ存在するんだろう?
 なぜ生きているんだろう?


中学、高校時代からずっとずっと知りたかったテーマ。

高校時代は「倫社」が大好きだった。その答えがすぐ近くにありそうな気がして。

アリストテレスも、カントも、パスカルも、なんとなく近いよーな気がしたけれど、
倫社ではあまり突っ込まない、インドのウパニシャッド哲学にこそ真理がいっぱい隠されている気がして、とても気になったのです。

それで、哲学科。

でもマヌケなことに、大学のことちゃんと調べずに、共通一次の点数と、二次試験が得意科目な大学を選んじゃった(笑)。
お茶大には、インド哲学専門の教授がいなかったのです!!

入学してからは、合コン&遊びに夢中になって、完全にパープー女子大生(←死語ですか?)になってました。
結局、大学ではぜーんぜん哲学してませーん。

就職した頃はバブルだったから、馬車馬のように朝から晩まで働きづくめ。
もう「人間とは・・・?」なんて悠長に考えてるヒマなくなりました(まる)。

自分の話が長くなりましたが、そんな青春?時代でしたので、
『二重生活』主人公の大学院生タマちゃんが抱える課題に、とても興味惹かれました。

そして、それを論文としてまとめあげたときに、昇華されるだろうなっていうのも、すごく分かって。
だから、映画に興味あるというより、タマちゃんの論文に興味があったんだと思います。

だけど、この映画がブリスベンで上映される時間帯には先約がありまして。

そちらをすっぽかすべきかずいぶん迷ったのですが、どーしてもどーしても気になって映画を選んでしまいました。(すっぽかしちゃった方、ごめんなさい)

でも、先約すっぽかしてでも観にいって、本当によかったです。

映画としても、とてもすばらしい作品で、うちの家族もみんな絶賛してました。

私的にも大ヒット。この作品から、たくさんの哲学的(なのかな?)ヒントをもらいました。

ネット上で見かけるレビューとはだ〜いぶズレているようなんですけどね。
わたしはわたし(笑)

『二重生活』の《二重》の意味はとても深くて広いものだと思います。

単に、幸せな家庭生活vs裏で不倫 とか、高尚な学問への情熱vs下世話な好奇心 とか、そういう二重だけじゃなくて。

タマちゃんの論文をしめくくったのは「二重性(秘密)が人間に充実感をもたらす重要な要素」といった内容。
深い考察だと思います。

以下、私の勝手な感想文なので、映画の主題とはかけ離れているし、うまく表現できないから意味不明だと思うけど、自分のためにメモしておきます。

-----------------

人間って、一直線では生きていけない生き物なんですね。

メインディッシュとサイドディッシュが同時にあって、サイドディッシュってサラダとか温野菜とか、あまり興味あるものじゃなかったり、エネルギー源にはならないかもしれないけど、サイドがあるからこそメインがおいしく感じられるし、うまく消化できる。

メインにやっていることとは別の要素があるから、それが原動力になって、充実感が生まれる。

それと、エネルギーバランスのこと。本当はポジ・ネガの二元論では片付けられないんだけど、ポジ・ネガがバランスとれてニュートラルになってしまうと、原動力が失われる。
そのエネルギー源になるアンバランスなことって、概して決められた枠の外側にはみ出すことなのね。
社会常識とか、集団的価値観、道徳観、規則とか。
そういうものから、はみ出しすことって、生きていくうえでとても重要なことなんだ、と。

はみ出さないと、生きる力が生まれてこないのかもしれない。

だから、「人に言えないような秘密」があったり、「バレちゃってるけど、常識はずれな愚行」があったり、ない場合は他人のスキャンダルに身もだえする(笑)。

ルールから外れる行為って、必要悪、ライフラインだったんだ。

中学のとき「不良になりたい」って思ったのは、そういうことだったんだろう。
枠からはみ出ることで、湧いてくるエネルギーを吸収したかった。

日本は特に、「ふつう」でいることを求められる社会だからこそ、少し「ふつう」から外れるだけで、意外と簡単にその生きるエネルギーを得られるのかもしれない。
もしかしたら、縛りが厳しい社会ほど、肉体的、物理的に難しい社会ほど、心は生きやすいのかもしれない。

よく「好きなことは趣味にしておいたほうがいい。仕事にしないほうがいいよ」って言うよね。

「んなことないでしょ、好きなこと、仕事にしたほうが絶対楽しいでしょ」と思ってた。

でも、好きなこと仕事にしちゃうと、別のサイドディッシュが必要になるんだね。
私はサイドディッシュを次から次へとメインディッシュに置き換えて、そのたびに新たなサイドディッシュを見つけてきた。

でも、今のサイドディッシュ(音楽)は、サイドのまま大切にしようと思った。
これ以上のサイドディッシュはもう、きっと登場しないと思うから。

*****

映画の最後の最後に、英語に翻訳された3行の字幕

 What you see me
 What you want from me
 I will never know


(だったかな?多少違うかも)

これ見て、涙が出ました。

悲しみでも切なさでもなく、真理に打たれた・・・というのか。

日本語では、こんな感じだったと思います。

 あなたが私のことをどう思っているのか、
 あなたが私をどうしたかったのか、
 そんなことは私には分からない。


(この先、わたし流の解釈・・・)

 分からないけど、それでいいのだ。
 それがこの世で生きるってことなんだよ。



JUGEMテーマ:日記・一般



posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 07:30 | comments(0) | - |
不渡りトロフィーと自己重要感
P1120127_trophy.jpg

昨日はガールズの高校のコンサートでした。

娘たちが通う高校は公立校ですが、音楽に力を入れていて、7年生から12年生まで180名ほどが参加している音楽プログラムがあります。

年に2度コンサートがあるのですが、昨日のコンサートは一年の総仕上げ。
もうすぐ卒業する彼女たちにとっては、高校生活最後の晴れの舞台です。

RPAC_hall.jpg毎年、レッドランド市が運営する500席以上入る立派なコンサート・ホールで開催されます。

合唱、ジャズバンド、弦楽、吹奏楽などが入れ替わり立ちかわり、今年がんばってきた成果を発表します。

そして最後に各部門の優秀ミュージシャンへの表彰があり、名前を呼ばれた生徒は半分驚きつつ、嬉しそうにトロフィーを受け取り、拍手を浴びる、という授賞式になっています。

誰が受賞するかはサプライズなのですが、12年生の間ではだいたい誰になりそうか相場が分かっているようです。

木管セクションでは、リサが受賞するだろうと言われていました。

ところが、他のセクションの表彰が進むのに、なぜか木管セクションだけが取り残されていきました。

舞台テーブルに並べられたトロフィーがどんどん減っていく。
最後の最後に1つだけ、トロフィーがテーブルの上に残っていました。

そして、授賞アナウンスする先生がそのトロフィーを持ち上げて、刻印された名前を確認しているところも私は目撃していました。

でも、その刻印された名前は呼ばれることなく、授賞式もコンサートも閉幕しました。

え・・・??? 終わっちゃったの?
木管セクションの受賞者発表なしのまま。

すんごい違和感、宙ぶらりん感、消化不良感・・・。

帰りの車のなかで、

 きっと今日出席できなかった子が授賞すべきだったのだろう(でも欠席者はいなかった)、とか、
 トロフィーに不備(名前の刻印が間違っていたとか)があったのかも、とか、
 今年は該当者がいなかったのだろう(それなら、そう言えばいいじゃん)、とか

そんなことを家族で勝手に推測して話し合ってました。

この不快感をぬぐいたくて、

「まあ、今年は勉強のほうが忙しかったから、正直いってあまり音楽プログラムには熱心に参加してこなかったしね。
 他の子が授賞したとしても、いいんじゃないの?」

なんて無理やり納得しようとしてました。

でも、なぜ受賞者を発表しなかったのか、そこはどうにも気になってました。


ところが、家に到着した頃に、ガールズの友だちからメッセージが入りました。

「木管セクションの受賞者はリサだった」と。

コンサートが閉幕したあとで、先生たちが「木管セクションの表彰を忘れていたこと」にようやく気づいたと。

忘れてた?
そりゃ、ウソだわ。
先生、残されたトロフィーの名前チェックしてたもん!

一度は忘れられたにしても、あとから気づいていたはず。
意図的にリサの授賞をスルーしたとしか思えません。

リサは受賞者として選ばれた嬉しさよりなにより、「なんで私のことだけ忘れるの?!」という憤慨でいっぱい。

先生たちは「代わりに、次回の朝礼のとき、表彰する」と言っていたそうですが、
「そんなんイヤ!!朝礼のときなんて、みっともない!!」と、さらに憤慨するリサ。

リサの気持ちを落ち着かせようと、

「朝礼のほうが、たくさんの人に祝福されるから、いいじゃん」とか
「学校の卒業生ボードに名前が刻まれるんだから、いいじゃん」とか

ポジティブっぽい発言をしてみましたが、そう言う私こそ怒ってるの!

その夜は全然眠れませんでした。
リサもラースも同じく。(カレンちゃんは眠れたようだ)


翌日、学校から帰宅したリサは例のトロフィーを手にしてました。

「音楽の授業中に、クラスメイトのみんながトロフィー授賞式を再現して祝福してくれた」そうです。

やさしいクラスメイトに囲まれて幸せなリサぴょん。

 でも、やっぱり許しがたい。絶対一生忘れられない。

 この高校生活5年間、フルート・アンサンブルにバンドに個人レッスンにと、
 授業も犠牲にして貢献してきたのに、最後の晴れ舞台でこの扱いはないでしょ!

 単なるミスだとしても、そもそもそんなミスが出るようなやり方に問題がある!

 意図的に、私のこと、嫌ってるの?! ○○先生、私に授賞したくなかったの?

 そもそも、この学校の先生たちって、みなして木管楽器をバカにしてるよね!


と被害妄想がモクモク膨らんでしまうのも、分かります。

今までの経緯を見ていても、たぶん半分以上は被害妄想だけど、半分くらいは本当なんだろうなと思います(笑)。


大人ぶって感情を押さえ込んでもイイコトないので、私も自分の感情に向き合ってみました。

いや、もう、めっちゃ怒っているのですよ、私。
リサちゃん以上に怒ってるかも。

感情に向き合う、といっても怒りばっかりで収拾つかなくなりそうだから、とりあえず、このブログ記事を書き始めたわけです。

で、途中まで書いたら、その「授賞するの忘れた」という先生に直接メールしたろう!という気になって、英文クレームをガガガーーーッと書きなぐった!

最初は感情に任せて相手を追及し、吊るし上げる勢いだったけど、何度か読み直しているうちに感情が落ち着いてきて、事実を並べただけの大人な文章にまとまってきました。


ガールズは「先生にクレームのメールなんか送らないで」と言うので、メールの中身を見せました。
(ついでに英語の文法チェックしてもらい…)

私が書いたメールを推敲していたガールズたち、「そうそう、そこそこ、そこなのよ!」と盛り上がって、私のメールを読んでいるうちに気持ちがスカッとしてきた様子。

「このメール、送って!!」と命令変更(笑)。

ガールズの許可が下りたので、「送信」ボタンをポチっと押しました。

すっきりしたーーーー!!!

やっぱり、不満があったら、その場で本人に直接伝えるのが一番ですね。

裏でイヤミや皮肉や悪口言ってたって、なにも解決しないもん。

先生からどんな返信が入るのか分かりませんが、返事なくても送信しただけで気持ち切り替わりました。

===追記===

先生からお返事があり、真相がわかりました。

間違ってリサの名前が入ったトロフィーを他の生徒に渡してしまい、
その生徒がコンサート閉幕まで何も言ってこなかったので気づかなかった、と。
テーブルの上に最後まで残っていたトロフィーは、その子のものだったそう。

お返事には謝罪の言葉もあったけれど、最後に「間違いのない世界はないよ」みたいな余計な一言。

自分で間違えておいて、逆に説教する気か?・・・とは思ったけど、単なる人為的ミスだったことは分かりました。

担当の先生もリサに丁寧に説明し、謝ってくれたそうで、
本人は納得しているようだから、よかったです。

===========


でもさあ、冷静に考えれば、トロフィーがどうの、なんて、どーでもいいことなんだよね。

受賞者を決めるのなんて、先生たちの主観と好みに過ぎないわけだし、
他人の評価、気にしたって意味ないし。
トロフィーもらいたくて音楽プログラムに参加していたわけじゃないし。

そもそも、トロフィー渡すの忘れられたからって、人生の可能性が制限されたわけでもないし、イノチが縮まったわけでもない。

第三次世界大戦が始まったわけでも、巨大彗星が地球に激突したわけでもないし、
雨露しのげる家があって、ごはんも食べられて、家族がいて、十分しあわせなことは、分かっている。

分かっちゃあいるが、やっぱり、苛立ったんだよ。

なにに苛立つかっというと、その根本にあるのは、

「自分(の娘)の存在価値、重要感を踏みにじられた」という被害者意識、被害妄想。

※「自分の娘」のことなのに、いつのまにか「自分」に摩り替わっているのが、コワイところ(爆)

つまり、私は他人に大切にしてもらいたい、存在価値、重要性を認められたい、と思っている。

ということはだね、自己重要感を自分自身で満たしきっていないってことだよ!(爆)

そんな次元はとっくの昔に卒業したはずだったのに、意外〜〜〜!!


先生にしてみれば、もう終わっちゃったことだから、どんなに後悔して反省しても、その「とき」は戻ってこないわけです。
取り返しも埋め合わせもできないのです。

西洋文化的な発想だと、不満があれば、代替法を提案して交渉するものなのですが、
このケースだと、代替案すら思い浮かばないのです。

私が望んでいるのは、「間違いを認めて謝ってほしい」

それだけ。

アホみたいに単純だけど、子どもみたいに感情的だけど、ほんとにそれだけ。

それで自己重要感が少し満たされると錯覚しているんだな。

相手に「ごめんね」って言ってもらえたら、存在を認められた気がする。

めちゃプリミティブ(原始的)な心理。

よくよく考えるとアホみたい。

でも、それが人間ってもんなんだろうね。


自分の存在価値、重要感は、宇宙から愛のエネルギーを受け取って、自分で自分を満たしてあげることにします。


いやあ、自分のことって知ってるつもりでも、よく分からないものですね。
いろんな感情に刺激されて、知らなかった自分が出てくるのが、おもしろい♪


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【特別企画】みんなでやろう!「自己探索プログラム」
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10月20日(金)新月から、みんなで一緒にスタートします!!


JUGEMテーマ:スピリチュアル




posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 21:38 | comments(0) | - |
タイムカプセル☆10年後の自分からのメッセージ
P1110636_can.jpg

この缶は、2000年に発売された、日清カップヌードル「TimeCan」

「10年後に開封してね」という、タイムカプセルみたいで、楽しい企画ですよね。

ガールズが生まれた年だったので、お友だちが日本から持ってきてくれたのです。

缶のメッセージ欄に手書きで「10年後、自分たちでこの缶を開けてね」って、英語で書いてくれてました。

ところが、棚の隅っこに追いやられ、その存在に気がついたのは、先日。

2017年。
7年もオーバーしちゃった!!

でも、ちゃんとガールズが発見して、ガールズが開封しました。

中身は案の定「こりゃ、食べられないね」というもので、捨てました。

(あとで調べたら、10年ももたないということで自主回収されていたのですね)


でね、そのときに、ふと思いついたの。

もう一回、タイムカプセルやってみたいねって。

この缶に「10年後の自分への手紙」を入れて密閉して、10年後にみんなで開封してみるの。

・・・と無邪気に提案したら、

ガールズも無邪気に「それ、面白そう〜〜!」

と乗ってきました。

でも、ラースは「10年後なんて、ボク生きてないから。そんなん意味ない。」と言い張るので、
(いつものことなので、誰も真に受けてない)

「それじゃあ、それまでに死んじゃったら、開封してお葬式にその手紙を読みあげることにしよう!」と。

全会一致で家族会議可決!

福島家のタイムカプセル・プロジェクト、GO!です。

まずは、ガールズがたくさん書いていて、それ読んだらおかしくておかしくて、涙流しながら爆笑しちゃいました。
(気になっているポイントっていうのがね、とても無邪気で可愛くて…。かと思うと、地球温暖化を真剣に心配していたり)

ここでバラしたらタイムカプセルの意味ないから書かないけど。
(ってか、先に読んじゃったらダメじゃんね〜)

で、私も「10年後の自分」にあてた手紙書こうとしたんだけど、
いやあ、書くこと、ないんですわ。
自分で提案したくせに(爆)

だって、今に生きてるだけだからさ。
10年後の自分だって、今に生きてるだけでしょ。
生きていたら、それなりにやってるだろうし、まあ、死んでるかもしれないし。
どこに誰と住んで何やってようが、あんまり興味ないんだよね。

あんまり書くことないんで、家族への手紙を追加することにしました。

ガン体質の私ですので、あと10年も生きないかもしれないから。
お葬式で読んでもらうことを前提に。

それでも、「ありがとう」とか「一緒にいられて幸せだった」とか「I love you」とか、
そんな月並みな言葉しか出てこなくて。
でも、ほんとうに伝えたいのは、それくらい。


6年前、一度死にかけているから、死ぬことへの恐怖とか、生きることへの執着とかなくなってるし、
あのとき、人生リセットして「やりたいことをやる人生」に切り替えたから、
もう「死ぬまでに、やっておきたいことリスト」も空っぽなのです。

やりたいこととか、将来の目標とか、目指すところがない。

そんな時間をただただ淡々と「今」に生きているだけ。

心は平穏だけど、平穏が欲しいなら魂世界に戻ればいいだけだし。
せっかく地球に生きているんだから、やっぱり平穏だけじゃつまらない。

人間やっぱり、目標とか、ゴールとか、欲とか、夢とか、そういうものが大切です。

乳がんになって以来、そういうのが消えてしまって、
でも、そういうのがないと生きている意味が分からなくなるので、
無理やり、そういう目的とかゴールとかを設定してきたけど、
それは「とりあえず、設定しただけ」。

目標が達成しようがしまいが、どっちでもいいっていうのも、わかってる。

このタイム・カプセル・プロジェクトをやってみて、つくづく思いました。

 わたし、地球人生終わってるわ。


じゃあ、なんで、まだここにいるの??(自己つっこみ)


それはね、地球の荒削りなエネルギーのなかで、ただ淡々と今に生きるというチャレンジをするため。

今までの地球波動とはまったく違う次元に移行するには、あえて「娑婆で生きる」ことが必要なのですよね。

洞窟にこもって一人で瞑想するなら簡単だけど、
この娑婆でやるっていうのがポイント。

これがまた、意外とチャレンジングな遊びなんだよね〜。

そう、魂の遊びなんです。

あと何年残されているのか分からないけど、一瞬一瞬を楽しもう♪


ひとつだけ、10年後の私にお願いしたことがあります。

「この手紙を読んだら、10年前の私にメッセージを送ってね」って。

あ・・・・・いま、届きました。真後ろのほうから。

10年後の私からのメッセージ。

「いいんだよ、そのままで。そのままで大丈夫だから」

ありがとう。やっぱり、そうなんだね。はははは。



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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 22:32 | comments(0) | - |
多肉ちゃん☆ラブ
6月に参加した「風水ワークショップ」(レポートはこちら)多肉植物の寄せ植えを持ってきてくださったのは、ブリスベン在住のなつきさん
その美しさに一目ぼれ!!(多肉ちゃんに、です。あ、でも、なつきさんもかわいくてステキな女性ですよ〜)

多肉ちゃん、ぷりぷり!超かわいい〜〜〜!!

なつきさんに「多肉ワークショップやって〜〜!」とお願いしていたのですが、お互いのおうちがけっこう遠くて。。。

どうにも待ちきれないイラチな私は、「多肉カット50種類入り 40ドル!セット」をオンラインで見つけて注文しちゃいました。

やってきたのは、小さな多肉の赤ちゃんたち
カットだから根っこが生えるまで育てないといけないらしい。

そこで、多肉の赤ちゃんを育てるための培養ボックスを作って、毎日水やり、待つこと3週間。

succulents.jpg

そして、根っこが生えてきたことを確認して、こんなアレンジメントを自己流で遊んでました。

P1110185_succulent.jpg
※ガラス容器はIKEAで$2以下でした。

いやあ、楽しい、楽しい。
やっぱり植物はいいなあ。

楽しいのはいいのですが、やっぱり多肉ちゃんたちの性格を知り尽くしていない私。

衰弱していく子がいても、
お水が足りないのか、はたまた、多すぎなのか、
土がいけないのか、置いてる場所がいけないのか、
それとも、日光が足りないのか、日当たりすぎなのか?
・・・が判断できず。
そのまま、無念にしおれてしまった子もいました。

そしたら、ついになつきさんがワークショップやってくれるって!やったーー!!

でも、遠い。。。(つっても、1時間ちょいなんだけどね、迷わなければ…)

車の運転にあまり慣れていない私にとっては、チャレンジングな距離です。

でも、行きたい。。。

そこで、近所の多肉好きなお友だちを誘って、カーナビ担当をお願いしたのですが・・・案の定、迷子に!!

宇宙人の話に熱中しすぎて(爆)、高速を降りる出口をミスって、ミスったことにも二人して気づかず(爆爆)、ずーーーっと先まで行き過ぎちゃったの!

そこからはカーナビに忠実に、見たこともない山アリ谷アリ川アリの絶景ドライブを楽しんだ末、
いつの間にか、なつきさん宅に無事到着。
しかも、時間ぴったり。
(宇宙人さん、悪口言ってたのに、サポートしてくれて、ありがとう☆)

多肉ちゃんの性格や、ご機嫌伺いのコツ、子育ての仕方を教えてもらって、楽しい仲間のみなさんと一緒に、多肉の寄せ植えをつくりました。

どや!かわいいやろ〜〜! と自慢したくなる出来♪

P1110472_succulent.jpg

***********

なつきさんのおうちの近くに、多肉ちゃん専門店があると聞いたので、帰りがけに寄ってみました。

ただし、「おばちゃん、ちょっと変わってるからね」という警告付き。

一見、ふつうのnursery(植木屋さん?)なんだけど、置いてある植物はぜーんぶ多肉系。

すご〜〜〜い、いろーんな種類がある〜〜〜!! こんな大きいのもある〜〜〜!! かわいい〜〜〜!!

と興奮してみていると、

「あんたら、なにしに来たん?」 ←なぜか関西弁に聞こえる・・・

と、機嫌わるそーな多肉体系のおばちゃんが、怪訝そうに声かける。

おお、これがウワサの・・・

(何しにって、そりゃ、多肉ちゃんを見たいから、場合によっては買いたいから、来たに決まってるじゃん!と心の中でつぶやきつつ・・・)

『近所で、お友だちが多肉のワークショップやってたんですよ』

と返事すると、

「ワークショップって何? 何教わったの? 情報ならインターネットにも出てるやろ。いい本もたくさんあるし」

(ワークショップなんぞ不要じゃい!とでも、言いたげ)

『私たちビギナーなので、世話の仕方とか、寄せ植えの仕方とか、土の準備の仕方とかですね』

「それで、その人はお金をとるんか?」 (ほお、そこまで首つっこみますか…)

『材料費くらいですね。』

「材料って、なんね?」

『ポットとか、多肉ちゃんとか、土とか。彼女が準備してくれましたからね』

(おばちゃん、ちょっと納得した様子)

「で、カラースキムは習ったんか?」

『なんですか、それ?』

と聞いたら、おばちゃん、めちゃ張り切って多肉の色の種類と、そのアレンジの仕方、相性のいいコンビネーションなど、実物並べて講義しはじめました。
なかなか面白くて、おばちゃんの理論を参考に、3つの多肉ちゃんを選びました。

そしたら、

「あんた、それ、よくない。こっちのほうが元気でいい」

とオススメしてくれるのですが、オススメされた子のほうが安いの(爆)。

おばちゃんを味方につけた私、調子に乗って

『この種類が欲しいんだけど、どの子が一番いい?』って聞いたら

「ああ、ここのは全部ダメだね。日当たり強すぎ!」(って、自分の店の商品ケナしてどーする?!正直すぎ!)

鉢の上に載せる小石を見ていると、

「みんな白いのを載せたがるんやけど、多肉に白は合わんのよ。多肉の色を生かしたいなら、これやね!」

と、おばちゃんがおすすめしてくれた小石を買ってきました。

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つっけんどんだけど、本当に多肉が大好きなんだな、このおばちゃん。

で、同じ多肉好きには惜しみもなくアドバイスしてあげたい!

そんなやさしさ&多肉ラブを感じた、楽しいひとときでした。

**************

そこから、さらに1時間のドライブ。

家に着いたら、ツイン・ガールズがダイニング・テーブルで勉強していました。
(今年高校卒業で、ただいま受験勉強中)

自慢の寄せ植えを見せると、「わーお、かわいい!!」 と大好評。

P1110470_succulent.jpg

「私、マムみたいになりたい。」

って二人して言うから、はあ?っと聞いたら、

「突然ピアノ弾きまくりだしたと思ったら、
 子犬育てだすし、
 ペインティング(絵)描いたと思ったら、
 今度は急に家じゅうひっくり返して掃除しまくって(風水のことね)、
 そうかと思えば、多肉に夢中になってる。
 いつも、やってることがランダム(めちゃくちゃ)。
 そういう人になりたい!


・・・あの、、、それって褒め言葉だよね??

やってることがランダム。

ま、楽しいこと、やりたいことだけ、やってるからね。

しかし、それって人生の目標になるのか???

いま、どの学部に願書を出すか、進路選択で悩む17才の娘たちの参考になるのかなあ??


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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 17:43 | comments(0) | - |
アクティブ・ブレインの感想
こんにちは、オーストラリアのアロマ&クレイブランドE-Conception代表 そして INTA国際ナチュラルセラピー協会代表の 福島麻紀子です!
(二度目の自己紹介♪)

今年3月に東京で主催させていただいた、「アクティブ・ブレイン・ベーシック講座」

「で、福島さん、受講してどうだったの?」というご質問をいただき、
それはどっかに書いたはず・・・えーっと・・・

 えっ?! 自分の感想 書いてないじゃん!(爆)

というわけで、いまさらではございますが、私のアクティブ・ブレインの感想、書かせていただきます。

************

一言でいうと、めっちゃ楽しかったです。
2日間、爆笑しっぱなしだったかも?というくらい、楽しかった!

それは田辺講師の盛り上げ上手もあるし、また集まってくださった受講生のみなさん全体のエネルギーもあったんでしょうね。
(どうやら集まる受講生によって、毎回グループの雰囲気は違うらしいです)

ただ、オーストラリアに戻ってきて冷静になってみますと、
記憶力アップという点では、私にはあまり影響なかったかな?
というか、必要なかったかもな…とは思いました。

正直なところ、
記憶術そのものは本とかサイトとかでも見かけるし、
記憶できたからといって(受験生でもない限り)
具体的にお得なことがあるわけではありません(笑)。

(その意味では、これから伸びていく子供たちに受けてほしい講座です!)

でも、「記憶力」とは違うところで、「やっぱり縁あって受けてよかった〜!」と思うのでした。

そのポイントとは、大きく分けて3つあります。

1)自分の脳への信頼アップ、そして、無限大の可能性を認識。

2日間のトレーニングで、信じられないくらい脳が活性化するので、
自分で自分の脳力に驚きます。

そして、「脳ってすごいんだな、やればできるんだな」
「年齢とか病気とか、もともとの能力とか関係ないんだな」と気づきます。

脳はもともと「おさぼりさん」なんですね。

働かないで楽することが得意。
だから、意識的に脳を働かせて、働くことの喜び、楽しさを知って
「脳をしつける」必要があるんですね。

「もう年だから」とか「クスリの副作用だから」とか
脳をサボらせる言い訳にすぎないんです。

受講後も、やっぱり物事をすぐ忘れちゃったりはしますが、
それは年だからではなくて、単に「覚えようとしていないから」なんだなって。

覚える!という意図があれば、集中して覚えられるんですよ。

「そんな言い訳、通用しないんだよ!」
「やれば、できるんだよ!」

ってことが分かっただけで、
脳が30歳くらい若返った気分です♪


2)思考の枠、創造性 拡張。

「ありえないことを思いつく想像力」が鍛えられるので、
仕事や日常生活でも「ウルトラC」を思い付きやすくなります。

なにか問題が発生したとき、この手もダメ、あの手もダメ、、、ほかに手はないか?
と考えますが、そういう時、思わぬ解決法を思いつけるようになります。

英語で Think outside of the box という表現がありますが、決められた枠(って自分で制限しているだけなのですが)のなかだけで考えていないで、その外の可能性を検討しようと、という意味なんですね。

そういうことが自然とできるようになってきます。


3)要らない信念の発見と手放しに役立つ!

もうひとつのメリットは、私が提唱している「要らない信念の発見と手放し」にも使えること。

パートナーはじめ参加メンバーが、突拍子もない思いがけない発想を出してくれたりするので、
「おお、その手があったか〜?!」と驚くと同時に、
「あれ?私、それNGにしてたんだな」ってことから
「要らない信念」に気づくんです。


実は私、このセミナー2日間、悶々とした気持ちがあったんだけど、それが何なのか自分でも分からなくて。
セミナーが終わってオーストラリアに戻った頃、ようやく言葉にできたので、アクティブ・ブレイン協会にメールで質問したのです。

それは記憶術のなかで「暴力イメージを使う」ことに対する違和感、不快感でした。

暴力的なイメージを利用したほうが記憶に残りやすいことは確かなのですが、暴力的なイメージを使っていると、日常の思考も暴力的になってきちゃわない?それって、よくないよね?という疑問があったんです。

協会のご担当者は私の質問をとても真摯に受け取ってくださり、「協会として暴力イメージを奨励しているわけではないけれども、記憶術として有効であることは事実なのでお伝えしています」といった説明をしてくださいました。

そのやりとりのなかで、私、ハッと気づいたんです!

私のなかにある信念 ==「暴力はいけないことである」==

私、一人っ子だったので兄弟喧嘩などしたことがなく、親も家族も先生も、かかわる人たち、誰も暴力をふるいませんでした。暴力とは無縁のところで生きてきたんですね。

恵まれた環境ともいえるでしょうが、逆に言えば、未経験者。
だから「暴力慣れ」していないので、「暴力に対する恐怖」があるんですね。
知らないことは怖いわけです。

たしかに、暴力は推奨すべきことではないですが、
この地球上に存在するひとつの、人と人とのかかわりあい方であることは確か。

それを完全否定したら、この世を受け入れたことになってないです。

そして、暴力というのは、自分や大切なものを守るために手段として採用されることも多く、いい・悪いを超えたところで、使わざるをえない場合、必要な場合もある、という。

かといって、自分の人生に暴力を取り入れようとは思いませんが(笑)、
暴力を頭ごなしに否定するのではなく、それも人間のひとつの姿として受け入れることにしました。

宇宙には、善も悪もないんだもんね〜!

・・・って分かってるつもりだったけど、「悪」だと思っていることが、まだあったんだな、自分!


私的には、この3番目の気づきが一番ご利益大きかったかな?と思います。
だからといって、なにかイイコトがあったわけでもないですけど、この気づきによって、すごく自由な気持ちになれました。


本当は、受講後も記憶術トレーニングを続けて脳を鍛えたほうがよいのでしょうが、
やはり日常生活に戻ると、そこまでやる気にはならなかったな(笑)。

ただ、マインド・セット(気の持ちよう)は確実に変わったと思います。


 意図したことは、必ず実現できる! と信じてます。

************

田辺由香里講師のアクティブ・ブレイン・セミナー、オススメです!


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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 11:50 | comments(0) | - |
ガールズ初の二人旅
昨日フェイスブックの個人アカウントで、こんな↓つぶやきを投稿したら、

facebookpost3106.jpg

たくさんのお友だちに応援してもらえました。
みんな、ありがとう♪

そうなんです、ただいま、ガールズ、日本旅行中。
初めての親抜き、二人だけの海外旅行。

ちなみに、16歳です。双子だから二人とも同じ年です(当たり前だ 笑)。

「心配じゃない?」と聞かれたりしますが、別に心配ではなかったんです。
だって、日本には何度も行ってるし、おじいちゃんもいるし、友だちも待っているし、なにより二人一緒だし。

ところが・・・ 予定していた飛行機が何度も出発予定時刻を遅延し、4時間待たされた挙句キャンセルとなり、泣きそうな声で電話かかってきたときは、フクザツな気持ちになりました。

初めての冒険なのに、いきなり出鼻をくじかれたことへのガッカリ感と、そのガッカリを引き起こした航空会社への怒りと(機体不具合だから怒ってもしょーがないんだけど)、なによりガールズが不憫で、ハグしてあげたくなりました。

電話で「明日の便を代わりにゲットするんだよ!」と言って、空港に向かったんだけど、空港に到着したときにはスケジュール変更を希望する搭乗予定客でサービス・カウンターは長蛇の列。

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飛行機キャンセルになったらすぐにカウンターに並ばなきゃいけないってことに気づかず、呑気に(てか、絶望して?)二人して椅子に座って私たち親の到着を待っていたらしい(爆)。

で、この列、全然動かない。ざっと見積もっても2〜3時間はかかるだろうし、その頃には明日の便も明後日の便も満席になっているだろう。

「もう、いい。今回は諦める」
「でも、やっぱり行きたい」


このとき、私は意地でも絶対行かせてやりたい!と思いました。

そしたら、ウォーターボトルを買いに行ったラースが「こっち、こっち」って手招きしてる。
行ってみたら、そこには隠れた「サービス・カウンター」があって、気が抜けるほど空いているのです。

そこで、リサが「どうしても日本に行きたいんです!」と、きっぱり。

内弁慶で自己主張なんて滅多にしないリサが、キリッと言い放った! おおーっ!

そしたら、カウンターのお姉さん、あちこちに電話連絡してました。
しばらくして、「これがベストなオファーです。アドベンチャーだと思ってね」と提示されたのは・・・

・今日の夕方発の国内線でケアンズに飛ぶ。
・ケアンズのホテルに1泊する。(ホテル代は航空会社持ち。空港送迎、食事付き)
・明日出発の国際便で、ケアンズから成田空港に飛ぶ。


おおっ!! これはいい!! 
予期しなかった冒険メニューが増えたようなもん。
ホテルも無料だし、ケアンズなら英語通じるし。

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ガールズも興奮して大喜び。
お姉さん、ありがとう♪

夕方便まではずいぶん時間があったので、家族4人でゴールドコースト観光。

そして無事に、ケアンズ便に乗ることができました。


ケアンズのホテルはすてきなお宿だったらしくて、庭がジャングルみたい! とか ミニ・シャンプーがある! とか、興奮してました。

そして翌日。いよいよ国際便出発。。。
今度こそキャンセルしないで、ちゃんと飛んでくれよ、頼むよ飛行機。

前日のキャンセルのおかげで満席だったせいか、30分くらい出発が遅れたようですが、無事にほぼ定刻成田到着。

おじいちゃんとも落ち合えたようで、ほっと一安心。

その後、二人で西方面に向かっているはず。
連絡ないから、きっとお友だちと楽しく過ごしているんだろうな。

便りがないのは、よい便り♪

**********

このタイミングで、むかーし撮影したビデオがひょっこり出てきまして、ラースと二人、観てました。

ガールズが赤ちゃん〜幼児だった頃のビデオ。

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双子だったから世話が大変だったし、同時にE-Conceptionの仕事もものすごく忙しかったから、手抜きだらけのいい加減な子育てでした。

乳幼児の頃、両親から「野生児のようだ」と言われてたけど、構わず自由にさせていた。
「しつけ」なんて、したことない。ってか、そもそも「子育て」なんてしてない。

英才教育もしてないし、私立にも行かせず、ずっと地元の公立校だし、日本語学校にも塾にも通わせず、音楽だって学校のバンドしかやってこなかった。

特に音楽のことは。。。
幼い頃からちゃんと音楽教育をしてこなかったことは、今でも親としてチクっと後悔はあるんです。(自分が音楽クレイジーだからね)

カレンはピアノ始めたの12歳だし、リサがチェロはじめたのは14歳。
遅すぎだよね〜って思ってた。

でも、本人たちが望んだことだから、本当に音楽が好きで、放っておいてもどんどん上達した。
なにより、演奏する楽しさ、音楽の楽しさを味わってくれている。

「楽器を演奏できるって、すばらしいよね。音楽を習って、本当によかった!」

って本人たちが話し合ってるのを聞いたときは、本当にうれしかった。


学校の勉強のことも、ずーっと無関心でほったらかしだった。

私もラースもこの国の教育制度が分かってないから、まあ、適当にやってるんだろうと思ってた。

それに、小学校で教えることなんて、いずれは分かるようになるんだから、今できるか来年できるかなんて、どっちでもいいって思ってた。

成績表の見方もわからなくて、「A」が並んでるからOKだと思ってたんだけど、
数年後、よくよく見たら「A」がついてるのは「態度」だけだった(爆)。

とにかく仕事が忙しかったんだよね。
というより、自分がE-Conceptionに夢中だっただけなんだけど(笑)。
お隣さんには「ワーカホリック」と呼ばれてたもんな〜。

 こんな親なのに、いい子に育ったよね〜。
 うん、ほんとうに。


・・・な〜んて、ラースとしみじみ会話しておりました。

#ちなみに、我が家の「いい子」の定義とは、本人がハッピーだということです♪

一緒にいると、アラが目だって苛立つこともあるけど、
離れると、いい思い出ばかりが思い浮かぶことよ・・・


**********

これはカレンの部屋に飾ってある、オリジナル・アート↓

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ヴォーテックスと、ドリームキャッチャーとともに飾ってある言葉は・・・

 Colour outside the lines.

わたし、意味分からなくて、しばらく考えました(笑)。

「線の外側に色を塗れ」って、どういう意味だろう?って。

そうか、「与えられた枠の外に出て、自由に生きよう!」という意味 なんだね!(違う?)

※今度、E-Conceptionのメルマガ《ハッピー・メッセージ》に使わせてもらおう。

こちらはリサのアート↓

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Star can't shine without darkness.

直訳:「暗闇なしに星は輝くことができない」

これは、「人生いろいろあるけど、つらいときがあるからこそ、幸せなときが貴重に思えるのだよ」という意味なんだろうか?

帰ってきたら本人に聞いてみよう。

ま、とにかく1週間、日本を楽しんでおいで♪

母より愛をこめてハート xxx 

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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 18:08 | comments(0) | - |
行動力と誤解 〜16歳で家出して教師になったデンマーク人女性のお話
先週末、福島家に夫・ラースのいとこ夫妻が滞在していました。

《近所の島、ストラッディに一緒に行きました》
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2ヶ月間のオーストラリア周遊旅行を終えて、
デンマークに帰国する直前のことでした。

50年近く前のこと、
ラースが赤ちゃんのとき世話をしてくれた、いとこのお姉さん。

当時、お隣に住んでいたけど、ラースが物心つく頃には
もう自立していたので、ラースはほとんど記憶がなく、
まわりから「スノッブで、変わった人」と聞いていたそう。


ところが3日間一緒に過ごしてみると、
なんと明るく快活、前向きでとっても楽しい人なのです!

自己制約をどんどん壊して、なんにでもオープンに挑戦する性格。

学習障害のある子どもたちに読み書きを教える先生だったそうで、
受容力がとても高い人だと感じました。

「人生一番大切なことは、夢を追いかけることよ」
「諦めちゃダメ、がんばれば必ず実現するから」


などと、ウチの娘たちに応援メッセージをくれるのですが、
それが実に説得力あります。

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その彼女、16歳のときに家を出たそうです。
(当時ラースは2歳・・・そりゃあ記憶にないわね)

高校進学を両親に反対されて、
(田舎なので、女は義務教育で十分・・・という風潮だった)
でも、どーしてもどーしても高校に行きたくて、
一人で勝手に高校進学手続きとって、
高校に通える地域に住む叔父さんに交渉して、
そこに引っ越しちゃったそう。

16歳で家出って、すごいですよね。
しかもあの、保守的な田舎で。


そういう次第で、ラースが育った田舎では
「スノッブで変わった人」と誤解され、
ネガティブなレッテル貼られていたのですね。
(ラースも彼女の遍歴は今まで知らなかったそう)

強い意志をもって前向きに行動したからこそ、
彼女は彼女らしい魅力を100%開放して、
まわりにハッピーエネルギーを分けてくれるのです。

《授乳中のカンガルー・ママとベイビー♪》
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まわりの期待に反する行動をすると、
その行動力が誤解を生むこともあります。

でも、勇気をもって自分が信じる道を選びとってきた
彼女の、まぶしいほどのオーラを感じながら、
私が思ったことは、ふたつ。

「あとで後悔するのは、やってしまったことではなく、
 やりたいのにやらなかったことについてである」

「他人からの情報はアテにならない。
 自分で直接確かめたことだけが、自分にとっての真実になる」


短い人生、自分の五感で体感して経験しよう!



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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 08:38 | comments(0) | - |
アメリカ大統領選〜トランプ氏のオーラ
ご存知のとおり、アメリカ大統領選で、トランプ氏が当選しました。

「えっ?マジ?」とビックリしたのは私だけではないでしょう。
だけど、当選確定したあとのトランプさんの演説を見て、「なるほど、そういうことだったか〜」と腑に落ちるものがありました。

今までのトランプ像とはまるで違いましたね。あの波動。

どうして、こんなギャップが出るのか?というと・・・

まず、アメリカの大統領選挙システムそのものがクレイジーすぎるんだとおもいます。

16ヶ月にもわたって、相手のアラ捜し(過去の間違いや失言など、政策とはまったく関係のない話がほとんど)をしあうわけで、ネガティブ・エネルギーにまみれた状態で、両陣営ともに本当にうんざりなのではないかと思います。
でも、それをしないと勝てないから、莫大な費用をかけて、メディアをコントロールするわけです。あれは、いわば、国民マインドコントロール合戦なのですよね。

キャンペーン(選挙活動)予算としては、ヒラリーさんのほうがずーっと有利でしょうから(メディアの9割以上がヒラリー資金にコントロールされていたそう)、トランプさんとしては極端なほどの暴言吐いたり、キャッチーなことをしでかしてメディアの露出、注目度を高めるという作戦だったのでしょう。

もちろん、トランプさんにとって不利な情報は、ヒラリー陣営がメディアに流していたこともあるでしょうから、本当にどこまでが本当のトランプ氏像なのか、わからないです。(それはヒラリー側も同じこと)

メディアに流れてくるトランプさんは、「うげ〜、こんなのがアメリカの大統領になっちゃったら、世界は終わりだよ」と思わせるものがほとんどでしたが、
その情報がどれほど正確なのか、それは本人に会って直接話したこともない私には分かりません。

「トランプは利己的で、人種差別者で、税金もごまかしているし、女性を卑下する傍若無人なサイテーアホ男」というのは、そのとおりなのかもしれないけれど(^^;)、
誰にでも欠点も二面性もあるし、ましてや政治の世界では一切ごまかしナシでは生き残っていけないでしょう。

さらにすごい事実は、そんな欠点や問題点がバンバン暴露された状態でも、アメリカ国民は彼を選んだこと。

その理由は経済的な改善を期待する気持ちが大きかったようですけど、それほど経済的に逼迫している人たちが多いってこともあるけれど、それだけではなく、「今までとは違うなにか」「まったく新しい突破口」みたいなものを人々は期待しているのではないかと思ったりします。

とにかく今までどおりじゃ何も変わらないんだよ!
トランプが何をやらかすかは分からないけど、少なくとも従来の古いやり方を続けるよりはマシだよ!

っていう、そんな声なのかなと。

具体的な政策については、疑問を感じるものもありますが、「なるほど、そういう選択肢もアリだよね」と思えることもあります。

専門家じゃないから分からないけど、アメリカがどこへ行きたがっているのかは、私なりに感じるのは・・・

正しいかどうか?ではなく、こっちのほうがいいじゃん!って思うことを、やったらいい。
子どもみたいにシンプルになっちゃえ! みたいなノリ。

モラル的には○○が正義かもしれないけど、
今、この状態で、ここにいたら、プライオリティは違うだろう。
ぶっちゃけた話、予定調和とキレイゴトだけじゃ生きていけないよ、というような。

要するに、「もう、ホンネでいこうよ〜!」ってことじゃないでしょうか。


今回のアメリカ国民の選択が世界にどのような影響を与えていくのかは分かりませんが、
少なくとも、きのうの演説で私がトランプさんにかいま見たのは、
 【一国の代表責任者としてのオーラ】 でした。

個人的に、ひとつだけ、どーにも気になるのは、
「トランプさん、地球温暖化問題を真に受けていないようだ・・・」
という点ですが、
実際ホワイトハウスに入ってみたら、認識変わるかもしれませんしね。

先入観もたずに、愛の波動を送り続けます(^^;)。


画像は、今月の「スピリチュアル・キャンペーン」の景品です。
 珍しくて、でっかくて、めっちゃパワフルなパワーストーンが当たっちゃいます!!

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posted by: 福島麻紀子 | 日記 | 10:32 | comments(2) | - |